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昔話とか

日本遥か昔話「鶴の恩返し」

作者:

 おじいさんが家に帰る途中、一羽の鶴が罠にかかっていました。

「おお、かわいそうに。今助けてやるからな」

 やさしいおじいさんは鶴の足にかかった罠をはずしてあげました。

 自由になった鶴は、白い羽根を広げておじいさんに言いました。

「助けてくれてありがとう。お礼にあなたを竜宮城に招待します」

 鶴はおじいさんを背に乗せて、竜宮城に向かって飛び立ちました。


 一人と一羽はいくつもの山を越え、ついに竜宮城にたどり着きました。

 鯛やヒラメはエラ呼吸が出来ずに死んでいます。

 乙姫様も瀕死です。

「……何で山のむこうに竜宮城があるのよ……馬鹿じゃないの……」

 乙姫様はそう言って息絶えました。


 動くもののいなくなった竜宮城を飛び立ち、一人と一羽は元の場所へ戻ってきました。

 鶴はおじいさんに「絶対にあけてはいけません」としっかり前フリをして玉手箱をおじいさんに渡して飛び去りました。

 空気の読めるおじいさんはさっそく玉手箱を開けてしまいます。

 するともくもくと白い煙が出てきてあたりを覆いました。

 そして煙が晴れた時、おじいさんはなんとおじいさんになっていたのです。


 おわり

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