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少女の記憶
「××!今日はあそこに行こう!」
「うん!・・・キャッ!」
どうやら少女はこけてしまったようだ。
「全く××はどんくさいなぁ。」
「うぅ・・・」
「・・・ほら。」
少年は少女に手を差し伸べる。
「あ、ありがとう・・」
少女は少年の手を借り、立ち上がる。
「大丈夫か?」
「うん、怪我はしてないみたい。」
そんな会話が紡がれる。
(あの変わらない楽しい日々がずっとずっと、続くと思っていた。
だけど現実は都合よくは出来ていないようで・・・)
少女は少年を見つめている。
「ねぇ、何であなたは死んでしまったの?
私を守ってくれるって言ったのに。
ずっと一緒にいてくれるって約束したのに。
・・・・・・・・・・・・・・・・嘘つき」
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