表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
龍使いの切り札  作者: 椎名 綴
9/10

無人の村

迷宮から出た慎司の目の前には、村があった、無人の村が。

「これは一体どういうことだ?」

『ふむ、これは一体どういうことなのかわしにも解らん。一先ず、村を見て周ってみたらどうかのう?誰かいるかもしれん。』

「そうだな、一先ず見て周ってみるか。あっ、一応お前を抜いておいたほうがいいのか?」

『ふむ、そうじゃのう、用心に越したことはない。』

慎司は、それを聞くと言霊を唱えた。

「天を殺せ

神を殺せ

世界を殺せ

全てを終わらせし龍王の名を持ちし剣よ、今、その力を解き放て。来い、魔龍剣王バハムート‼︎」

そう、言い放つと慎司の手には、大剣の姿になったバハムートが握られていた。

「改めて見てみると、お前って装飾はほとんど無いのに、素人の俺が見ても綺麗だってわかるよな。」

『ふむ、おだてても何も出んぞ。』

「ちげえよ、ただ、純粋にそう思っただけだ。」

バハムートは、何故か、返事をしなかった。

「さて、さっさと、見てきますかね。」

慎司はそう言って、村の中に入っていった。


しばらく歩いていると、1つの家屋から、物音が聞こえてきた。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ