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龍使いの切り札  作者: 椎名 綴
5/10

遭遇

慎司は、扉を出てすぐに困ってしまっていた。

(おかしくねっ、何でさ、何でさ扉を出たら)

「いきなり囲まれているんだよー!」

そう、彼ら(?)は扉を出てすぐにモンスターに囲まれてしまっていた。

『うるさいぞ、慎司。さっき説明したばかりであろう、この世界にはモンスターが出ると。』

バハムートに叱られた慎司は、

「解ってはいたけどさ、いきなりはなくないか⁉︎」

反論していた。

『個奴らは、ゴブリンという最下級のモンスターじゃ。個奴らは動物並みの知能しか持ち合わせておらんよ。それにわしが着いておるのだから、このぐらいは楽勝の筈じゃ。』

「でも、お前カードのままじゃんかよ。さっきみたく剣には成れないのか⁉︎」

慎司は、焦りながらバハムートに質問した。

『成れるに決まっておろう。わしの剣とのしての姿を強くイメージしろ、そして、叫ぶのじゃ力ある言霊を』

そうバハムートが言った瞬間、慎司の頭の中には大量の情報が流れこんできた。

そして、理解した。力の使い方を、力ある言霊を、バハムートの全てを。そして、慎司は叫んでいた、

「天を殺せ

神を殺せ

世界を殺せ

全てを終わらせし龍王の名を持ちし剣よ、今、その力を解き放て。来い、魔龍剣王バハムート‼︎」

その瞬間、一瞬だけ光ったと思ったら、慎司の手には闇より黒く、美しい大剣が握られていた。

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