なろう小説を見ていて思うこと。
皆さん。感想とはなんだと思いますか?
作品を読み。その作品に感じたモノ。おもった事を作者に伝えるのが感想だと思っています。
では、感想とはどんなものなのか?面白いと感じて『おもしろかったです』と書く事も感想ですが、つまらなく感じ『つまらない』と書くのも感想なのです。
たまに作者さんの中に『面白かった』だけでも構いませんと言われる方を見るのですが、それは裏を返せば、つまらないと感じたら『つまらなかった』と書かれても文句を言ってはいけません。
なぜ、褒める言葉は一言だけでも許容するのに、正直につまらないと感じた人は『つまらない』と書いてはいけないんでしょうか?
つまらないと書く人もたまにはいるのですが作者は決まってこう言うのです。「どこがつまらないと感じましたか?」と……
逆に聞きたい。『面白かったです』と書く人にはなぜ『どこが面白かったですか?』と聞かないのかと、不思議に思います。
つまらないと感じる事も、面白いと感じる事も個人個人で違ってきます。ならば、『面白い』と感じた人にも等しく理由を尋ねるべきだと思うのですが。
『面白い』と褒められる事は長所を見つけられること、そこを指摘されるということは長所を伸ばす機会になると思うのです。
逆に『つまらない』と貶される事は短所を見つけられること、短所つまりは作品の悪いところを直す機会なのだ。
作者及びその作者のファンに言いたい。『つまらない』の一言を否定するのならば、『面白い』の一言も否定しなければならない。
『つまらないと思うなら読むな』『嫌なら読むな』というのであれば、なろうという小説が乱立する場所で書くべきではない。嫌でも目につくのだし、“一度読んで見なければつまらない”のかどうかわからないのですから、つまりは一度は読ませてしまっているわけですから、読んでしまった人のあらゆる感想(作者に対する謂れ無き中傷を除く)を否定してはいけません。
特に同じ読者で感想を書き連ねるだけのファンの方が、『つまらない』と書いた感想読者を否定することなどあってはならないと思います。