始まった夏休み!!
夏休み初日・・・俺とクロノスは、部屋で考え事をしていた・・・
「で 昨日のやつらはやっぱり悪魔なの?」
「愚問だな そうだと昨日から言っている」
「でもよ~この小説って一応ジャンルは青春系コメディだぜ?それが突然バトルものになるの?」
「まあ、かの銀〇はギャグ漫画なのに、たまに超絶バトルを繰り広げる回があるから、その延長で
大丈夫だろ」
「どうだろうか?」
コンコン とノックの音
「京だ~い 今日の晩御飯なにがいい?」
「あ~ なんがいいかな~」
「お母様が作るものは何でもおいしいですよ」
「あら、クロノスくんたら ウフフ」
「だから今日は、ハンバーグがいいです」
(こいつ おだてて自分が食べたいものに誘導しやがった)
「ハンバーグね 京代はそれでいい?」
「いや俺は生姜やっグホ!!」
「黙っていろ カス」
(うおお痛って~ あの居候の野郎いつか覚えていろ)
「ん?なんか今変な音がしなかった?」
「いえいえ そのようなことは決してありませんでしたが?」
そう といって母さんは買い物に行った・・・
「てめぇ コラ なに俺が食いたいもん言おうとしたときに、溝内殴っとんじゃ ボケェ!!」
「はて? なんのことやら」
あくまでも白を切るらしい・・・
「まあいい それはまだいい 俺が言いたいのは__」
そして、この続きを言おうとした瞬間__ バンッ!!という音とともに現れたのが__
「お兄ちゃんとクロノスさんてさ・・・付き合ってるの?」
は? そして、 俺とクロノスが同時に声を上げる
「「誰がこんなくそみたいな野郎と付き合うかボケェェェェェ」」
いやいや こんなやつでなくてもBLはありえないが・・・
「ふーん 違うんだおもしろくないね」
「オレはこんなくそみたいなのより、京子ちゃんの方が好きだぜ 断然」
こいつ 人の妹に何てこと言いやがる
「ホント? じゃあさ 明日デートしてよ?」
「いいぞ~ どこ行く?」
と俺が会話に入っていかないうちに、話はどんどん膨れ上がる___
「じゃあ 遊園地」
「いいね~じゃあ 遊園地に行こう」
と和気藹藹な二人・・・ほっといてもいいんだろうか?だが、なんかムカつく・・・
「じゃあまた後でね~」
「ヨシ!!デートチャンス到来!!」
「お前、京子になんかしたら殺す!!」
「フンッ お前程度にオレは殺せない」
「ああ? だったら今ここで殺してやるよ!!」
「望むところだ オレと京子ちゃんの邪魔をするクズを、いまここで葬ってやる!!」
ドゴスカ と夕方までやりあって、さすがに疲れた二人・・・
「風呂入ってくるわ」
と 俺
「オレが先ジャー」
と クロノス そして、また喧嘩・・・ そして俺は負ける・・・
そして、夕飯・・・もちろんハンバーグ
「明日はなにがいい?」
「俺は和しょっグハ!!」
「どうしたの京代!? なにかあったの?」
「お母様違いますよ~ 今はこうしていたいからこうしてるだけですよ~ な?京代?」
(こいつ後で殺す・・・)
「そうなの京代? で、明日の夕飯は?なにがいい?」
「オレは、オムライスがいいです」
「いいわね~ 頑張るわ!!」
(この野郎・・・居候のくせに・・・)
おやすみ~ と寝にかかる母と父__
「俺たちも寝ようぜ」
「だな オレも明日はデートだし」
(絶対尾行してやる!!)
こうして夏休み一日目が終わった・・・