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第4話

 俺たちは、魔王国の視察に来ていた。


「ひでぇな……こりゃ」

「……マナが枯れてるね」

「よくわかったの。その通りじゃ」


 そこは、荒野のような場所だった。

 かつては、緑に溢れ、作物を育てたりもしていたらしい。


「葵、いけるか?」

「どうかな。フォローお願い」

「おう」

「何をする気じゃ?」

「ホーリーブレスを使います」

「……聞き覚えがあるぞ。確か選ばれし聖女にしか使えんとあったぞ」

「私は使えます」

「なら、あとは運を天に任せるのみか」


 葵が呪文の詠唱にはいった。


「万穹を統べる者よ。我らに神の加護を。永久とわに咲く花のような、永遠の安らぎを……」

「出てこいっ! イフリート! ウンディーネ! ノーム!」

「「「はっ!!!」」」

「サポートすっぞ」

「「「御意」」」


 葵の呪文の詠唱が終わった。


「咲かせて! プロトタイプ・アージュメント!!」


 まばゆい光が辺りを包み込んだ。


 しばらくすると、光は徐々に収まっていった。


「どう……かな?」

「いけたな、こりゃ」


 荒野だったこの場所は、美しい草原になっていた。


「美しい……かつてを思い出すのう……」

「よかった、上手くいって」

「いい仕事したな、葵」

「えへへ……」


 それから俺たちは、魔王国中を回り、マナを修復していった。



――数か月後



「これより、和平条約の調印式を始めます」

「うむ」

「然り」

「であるな」

「ほっほっほ」

「……」



 そうして、5か国は、無事和平条約を結んだのであった。

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