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星のいのち  作者: しぱたん
7/107

調査?開始

ちょっと遅れました。すみません。

7.調査?開始


 「魔石を取らなくてよかったの?お金になるわよ」山に入っていくギンガの方からランが訪ねる。

 「村の生活も大変なんだろう。かまわないさ。それに・・・」

 「それに、何よ?」

 「この先にたくさんいる。しかももっと大きな魔石を持つ奴が」あたりを探っていたヴェル。


 「魔力で狂乱してないやつがいるといいんだけどな」

 「そんなのがいたら、とても強い。危険」アルが忠告してくれる。

 「リスクを取らないと情報は得られないものさ」相変わらずのんびりとギンガは奥に分け入っていく。


 「ん?これは・・・」

 「右に行った先にゴブリンの気配。たぶん、村人が言っていた巣」ヴェルが探知したようだ。


 「ところで、魔獣の言ってることは判るのか?」森の端の大木の陰でギンガは聞く。

 「高位、強いという意味ですわ、そういう魔獣なら判ります。ドラゴンなら人族の言葉も話しますよ。でも普通は無理です。実際さっきのゴブリンたちはギャーギャーうるさいだけでした」ランが答える。

 「お腹すいた、眠たい、邪魔といった感情は判ることもある」アルが補足してくれる。

 「私もお腹すいてきた」いつものルゥ。「あんたはそれしかないの?」いつものツッコミはヴェル。

 「そうか」漫才はスルーしてギンガはゴブリンの巣に目をやる。


 少し先にある横穴がその巣のようだ。


 「殲滅するか?」

 「あたいたちに魔法の練習させてくれよ」ルジェが張り切りだす。

 「お腹すくから、嫌」「私は寝てる」食いしん坊と眠り姫が反対する。

 「やるべき。私たちは強くなる必要がある。それにこの辺で騒げば強い魔獣が出てくるかも」アルが戦略を披露する。

 「修行は必要ですね。全員参加です」ランの決定。


 ルゥとジェヌもしぶしぶ顔を出す。ラージャは張り切っていきがっているが、実に危なっかしい。

 ギンガはラージャを抱き上げて、「お前はちょっと待て。戦わせやるから」。

 ・・・ジタバタジタバタ「ク~ン」落ち着いたようだ。


 気配を消して近づいてみると4匹のゴブリンがこん棒を持って見張りをしていた。

 「ヴェル、中の様子が分かるか?」。

 「そんなに深くない。ゴブリン以外の気配はない」。


 「よし、まずラージャ、見張りの前を走れ。釣られたやつやつは倒していいぞ。釣られなかった奴は、ヴェル、風で首を落とせ。ジョヌ、入り口の前に深さ10メートルの穴。ルゥ、5メートルの深さで水を張ってくれ。ルジェ、熱いやつを中にぶっ放せ。アルは警戒。ランはラージャが危ないときは目潰しだ」。

 「「「「「「了解」」」」」」「ガウ」

 「作戦開始!」


 ラージャが走り出す。獲物と思ったか2匹のゴブリンが追いかけ始める。

 残り2匹の注意もそちらに向いた瞬間、ヴェルの風刃がその首を落とす。続いて入り口の前が大きく陥没。同時に半分くらいまで水が張られる。実に良いコンビネーションだ。

 「行っくよー」ルジェが叫んで、どでかい火の玉をを横穴に叩き込む。

 火だるまになったゴブリンが飛び出してくるが、穴に落ちて溺れることになった。


 「ジョヌ、埋めてくれ」溺れていたゴブリンどもが今度は生き埋めになる。全くもって酷い作戦であった。

 ラージャのほうもゴブリンごときにやられるものかとばかり、2匹ののどを噛み破っていた。


 「グアー」その時横穴からでかいゴブリンが飛び出してきた。

 「ゴブリンリーダー」アルが警告する。

 「ラン、目潰しだ」。

 「ギャッー」閃光とともにゴブリンリーダが目を抑えて転げまわる。ついでに目を庇わなかった、ルゥ、ルジェがフードの中に転げ落ちる。ジョヌはすでに仕事が終わったとばかりにフードの底で寝ようとしていたので無事だった。


 「アル、闇属性で何かできるか?」。

 「毒は闇属性」。

 「やってみるか?」。

 「ん!」。転げまわるゴブリンリーダーの周りに紫色の霧が漂い、体が爛れ始める。


 しばらくして動かなくなったゴブリンリーダを見ていたギンガは、「なかなか強力な力だな」と褒める。アルはポーカーフェイスだが、何かうれしそうな雰囲気だった。

 ラージャが飛びついてきて、褒めて褒めてとばかりに顔をなめてくる。ギンガは思いっきりモフってやった。モフるほうもモフられるほうも満足そうだ。


 ルジェ、ルゥは「「目がチカチカする。前もって言ってよね」」とおカンムリである。

 しかし、「戦闘しているんだ。もう少し注意しろ。ヴェルやアルはちゃんと避けたぞ」と言われて悔しそうである。そして、ジョヌは寝ていた。


 「さあ、ゴブリンリーダーの魔石をいただこう、ヴェルは次の獲物が来ないか注意してくれ」ということで、ゴブリンリーダーを解体する。が、魔石はそんなに大きくなかった。

 「意外と小さいが、こんなものなのか?」ランに聞くが「そうよ」とあっさり言われてしまう。

 「まあいい」と言ってバックパックに収納。


 「さあ行こう」さらに進む。

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