恋愛神様が話す恋愛話
雰囲気で読んでね
こんにちはこんばんはごきげんよう。
今から話すのはわたくしの友人たちの恋の話よ。
わたくしが語るのは間違ってるかもしれないわね…?
でも、今回はわたくしが語るわ、だってあの子達、恥ずかしがり屋で、話したがらないのよね。
貴方に慣れてきたら話しに来てくれるかもしれないわね…
まぁ、それは横においておくとして…
あの娘はフリアナという名前で人見知りで怖がりで、ちょっとおっちょこちょいな子だったわ。
あの子はフリメアという名前で彼女と同じく人見知りで自信がなくて…呪い持ちだったわ。
ちなみにそんな二人が出会ったのは私のおかげよ!
あの二人は優しい友人に感謝すべきだわ!
そう、ある日なんとなく二人を引き合わせたわ、ええ、特に理由もなくね、その時二人は文句を言っていたわね…
フリアナは《うぅ…怖いですぅ…人になんて会いたくないです…》とか言っていたのよ?
フリメアは…〔僕なんかが貴女様の友人なんていいのでしょうか…しかもその友人にまで会わせていただけるなんて……しかもその方は女性だと…でも、僕…その人に会って不幸にしてしまわないでしょうか…?〕とか言って…ふふ…
あら?ごめんなさい…わたくしの話なんて興味ないわよね?
そうそれで、そんな感じに二人は会ったのよ。
二人は最初は…ぜんっぜん!まったく!会話がなかったわ…
わたくしの恋愛神としての感が働いたのに…
え?なぁに?恋愛神だなんて聞いてないって?あら?話し相手が来てくれたのが嬉しすぎてわたくしってば自己紹介を忘れたのね…?
ごめんなさい、わたくしの自己紹介をするわね。
わたくしの名前はフリア・トルレーナよ。
トルレーナが名前よフリアはわたくしが自分でつけた名字なのよね…あの二人を忘れないように…
あら、話の途中でしたわね、それでわたくし恋愛神なのよ。
まぁ、この二人は結ばれるとかを予感して引き合わせる…とか、不老不死になる程度の力よ。
すごい…ですって?友人すら守れない力なんて意味はないわ!
あ、あら…ごめんなさい…怒鳴ってはいけないわよね、行儀が悪いわ…
ごめんね?何にあやまってるのかしら?
私は別に怒ってないわよ…?
泣いてる?わたくしが?
そんなわけ…あ、あら?
…涙が出てるわ?変ね、なんにも悲しくないのに…?
まぁ、いいわ、涙も拭けたし続きを言うわね。
そうそう、それで…わたくしは何度も二人を合わせて会話させたわ。
最初の方はわたくしが話しかけて二人が返事をして…という感じだったわ。
それで二人が互いに慣れてきたときにわたくしは呟いたのよ。
【どうして二人は、わたくしの感と違う動きをするのかしら?】
と…それで私は二人に質問されまくったわ、どういうこと?だの、感ってなんの感?とかね。
わたくしは、占いで二人が恋愛的に仲良くなって幸せに終わるのを見たって…言ったのよ。
占いでっての以外は、本当のことだから…きっと二人は幸せに終わるって思ってたのよ…
まぁ、いろいろあって…わたくしは二人は幸せになったと信じているわ。
でも、わたくしのせいよね…わたくしが余計なことをしたから、あんなことに…
ごめんなさい。
貴方には関係ない話よね…長話に付き合ってもらってありがとう、また話を聞きに来てくれると嬉しいわ!さよなら。
話を聞いてた人のその後
それから何度森に入っても恋愛神と名乗る彼女には会えなかった…
僕は旅をして、彼女を探していた。
ずっと…
だけどもう探さない…
もう、諦めたから。
ちなみにだけど後ろについて短いやつが書き足したやつね
それ以外は昔書いたやつ、そのままになってるから変かもしれない。