俺が王様!?二分の一
第三話です!この話で結構話が変わります。急展開過ぎるかもしれませんが見てやってください!
「俺が王様!?なんで!?」
わけがわからない!わからなすぎる!
「あなたは、眼に選ばれたのですよ」
京子(憑)は当然のように言う
俺にとっては超常現象だ。だから聞くことにした。
「その眼って何だよ!俺は選定者じゃないのか!?そもそもなんで京子にとりついてんだ!
そしてなんd」
「何個も質問をしないでください」
すごい剣幕で言われた。超こえぇぞ、京子(憑)
「じゃあ説明してくれよ」
「わかりました」
京子(憑)はそういって説明を始めた。
「まず、あなたの能力未来が見通せる力は私どもの世界にあった『未来の眼』(シーイング・タイプフューチャー)と呼ばれているものです。眼についてはあちらに行ってから説明をします。次にこの女性に憑いた理由は、おいしそうなにおいがしている家にいて、そしてたまたまこの女性が眠っていたからです。」
俺の能力の原因は『未来の眼』だそうだ。まあわかった。
あと京子がかわいそうな気がしたが……運が悪かったんだ仕方がない。
しかし一つ腑に落ちない点がある、それはタイプということだ。
タイプフューチャーというなら他のタイプがあるんじゃないか?あるのならなぜ俺を王様に?まああとで聞くか。
それよりも聞きたいことがある。
「ところでまだお前の名前聞いてないんだが…」
「失礼しました。私はシックと呼んでいただければ結構です。」
「シックね。わかった。」
「それでは、あっちの世界に案内します。」
「ちょっと待て。お前は身支度もさせずに連れてくのか?」
「身支度は結構です。またこちらに戻ってきますから」
は?戻ってくる?王様なのに?わけがわからない。あまり混乱させないでくれ。
「なんで戻ってこれるんだ?俺親にどう話つけるか決めてたんだが…」
「詳しくはあちらで」
よほど面倒らしい
「まあ、戻ってこれるならそれは助かるな、よし!行こうか!」
「では」
シックは俺の手をとり、そして携帯電話を取り出し発信ボタンを押した。
携帯電話!?という暇もなく俺は光に包まれた…
-天災世界-
眼を覚ましたら王様的な人の前にいた。
催眠術とか超スピードとかそんなちゃちなもんじゃあ断じてなかった。
ヒュ!って音がしたらガコッ!っと音がして目を開けたら王様的な人が目の前にいた。
「ようこそ!ここ天災世界へ!」
王様的な人がニッコリ笑顔でファンシーなことを言った。意外すぎる。というかここは天災世界っていうのか、文体でしかわからない世界名しやがって。
「シックもよくやってくれたね~」
「ありがとうございます」
シック?と俺はシックのほうを見る、すると目の前には美少女がいたとびきりの。
さらさらな髪はポニーテールにしてあって、胸は普通だ。へそだしルックなお腹はくびれていてなんというかすごい。
って!いけない!これでは王様としての威厳が!ここは冷静に
「俺は、なんでよばれたんだ?」
「ああ~そう硬くなさらないで王様~ほらほらかる~くかる~くああ~僕の名前はピサロっていうよ~よろしく~」
この人といっしょにいるとイラッとするがまあいい、軽くていいなら気軽に行こうじゃない。
王様の威厳?なにそれくえんの?
「ゴメンゴメン~で~なんでよばれたん~」
「おお!いいね!軽いね!じゃあ教えちゃおうかなー」
早くしてほしい俺の理性がもってるうちに
「王様は、三世界王者決定戦に選ばれたんだ~」
ふむふむ、三世界王者決定戦ね~っておい!
「待て待て!どういうことだ!?」
「まあそうあわてずに~さわがずに~」
「王様は~この世界の代表として選ばれたんだよ~まあその辺の話はシックがしてくれるから~」
そういってピサロは控えた。
「それでは、お伝えします」
シックに聞いた話はすごかった。
ここ天災世界のほかにも天才世界と秀才世界があるということ。
もともと別々の世界だったがくっついてしまったこと。
三世界とも特殊な眼があったこと。それが突如としてなくなった事
探し回った結果特殊な眼が違う世界にあって、それが俺達の世界だったってこと。
そして、眼が落ちたときにその世界に能力者が生まれてしまったってこと。
それが『選定者』彼らはneuと読んでいた。
三世界は王様を選ぶのに苦労していたため、眼の持ち主達を召集し仲間のneu達で決闘させ勝った方の眼の持ち主が王様、という手に出た。
俺は強引だと思った。もっと他の案にすればよかったのになんでこんなことに……
考えていても仕方がない!なるようになれだ!
その二分の二へ続く…
少々強引ですが透字には頑張ってもらうしかないですね^^;
呼んでくださった方感謝感激です!よかったら感想くださいねよろしくです。