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詩、あるいは詞

言葉

作者: 志賀飛介


言葉ならいっぱい知ってる

だけど伝え方を知らなくて

頭の中でグルグル回る

ふがいない僕でごめんね


教科書にある言葉じゃ足りなくて

いつも探してたんだ

この気持ちを一言で表せる

そんな言葉を


声に出して言えないから

紙に書いて流した

広い海に

誰かに届けって


言葉は言葉でしかなくて

上手く言えない気持ちがあって

完璧じゃないと不安になるけど

こんな言葉も誰かに届くことがあるなら

書き続けたいと思った


言葉だけじゃ足りないと知った

だけど言葉しか知らないから

ただひたすら書き出したんだ

不器用な僕でごめんね


誰かが言う言葉じゃ響かなくて

いつも探してたんだ

この霧を一言で吹き飛ばせる

そんな言葉を


面と向かって言えないから

紙に書いて歌った

狭い部屋で

鼓膜に響けって


言葉は言葉でしかなくて

上手く言えない気持ちがあって

完璧じゃないと不安になるけど

こんな言葉も鼓膜を振るわすことがあるなら

書き続けたいと思った


書いて書いて書いて

たまに口ずさんで

言葉は記号でしかないけど

そこに意味を込めた途端に

自由になる


言葉は言葉でしかなくても

上手く言えない気持ちがあっても

完璧じゃなくて不安になっても

こんな僕でも言葉に意味を込められるなら

書き続けたいと思った


書き続けたいと思った

ずっと書こうと思ってた『言葉』に関する詩を書きました。

前にも同じような詩を書いたことあったかな?いや、なかったか?最近デジャブがひどくて……。


それはともかく、


言葉に出来ない気持ちがあったり、言葉には出来るのに上手く伝えられずにモヤモヤしたり。僕はそういう気持ちを詩にしているわけですが、まあ吐きだしてるんですよね。口で伝えるのが苦手なんでこういう形でしか発散出来なくて。。。


だから書き続けたいと思います、もうしばらくは。

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