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心書  作者: 作者
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もう一人の自分

自問自答をするのと一瞬一瞬考えてる事は似ているものだ。何時だって人は問題が側にころがっている。それを解決しようとしてはいるが、どうにも面倒くさくなり最終的には怠惰になる。なっても仕方が無い。一度決めた事の始末は自分で付けねばならぬ故に、誰かにそう易々と頼ってはいけないのだ。と同時に孤独感が生まれる。本当の自分はきっと愛されたいのだ。愛されたいと思うのは愛され無かったからだろうか?ならばそう思ってしまうのは親不孝ものかもしれない。けどまあ実際そんな事は関係無い。愛されていようがいまいが、自分は何にせよ望まれて生まれた。その結果望まれた人間で無いから捨てられる。それも仕方ない。そんな時思ったのは「これはチャンスだ」という事だ。愛されてい無いなら自由だ。自分は何にも縛られてい無い。だからどんな選択をしても良い。その時に、自分は人生とは自由である事を知った。ついでに言うとそれが望みであったと推測した。だが、それでも現実は酷だ。その事を自分が知っていても、周りはそれを知ら無い。己が愛故に支配されている事にまだまだ気づいてい無い。

愛された人間は弱くなり、愛されなかった人間は強くなる。愛された人間は価値を求め。愛されなかった人間は愛を求める。それは如何しても避けられ無い事だ。理屈ではそうなる。どうでも良いと思うのも結構。しかしそれは残念ながら逃避だ。何時か己の状況を知った時、辛くなるだけである。何時か話したか話して無いかもしれ無いが、物事において最終的には諦めても良い結末は生まれ無い。ならばどうするか?それは、己に従い生きる事である。自分を否定して綺麗になりたがろうと醜いだけだ。正義も悪も全ては決まってい無い。だから己の中の正義と悪で生きろ。誰にも自分の物語を決めさせるな。そして、それは自分以外の人間全てに言える事だ。

俺は弱い。だが強い。人が強くなる方法と理由を知っているからだ。

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