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詩的ななにか

夏ぐもり

掲載日:2026/10/16

 今年は〜〜、ほぼ寝付いていまして〜〜。


 映画とか行きたい〜〜。

 

 前半は夏に作った詩です。

 未投稿作が詰まっているのでリリース。


 夏のひなかの風を

 わたしはまだ

 浴びていない


 ベランダのシャッターを

 開閉するとき


 湿気と空気だけを肌にのせ

 肺に通るよう吸い込んで


 まいにちの

 季節の機嫌の深度を

 すこし伺う


 においと湿度と


 隔たりと


 親しげではない挨拶をして


 梅雨があったこと

 大風の来たこと

 どこか忙しくなにかに苛立ちを覚えていて

 動いていることを聴いた

 

 ことしの夜と朝とは

 あまり話したがらない


 おはようも

 こんばんはも


 素通りしていく


 こんにちは


 ハロー

 ザ・ワールド


 私も閉じています


 あなたの胸に

 綴じられたいです


 シャッターを上げ

 また下げる


 その数秒間で


 あなたは私をさらいに来られましょうか


 世界がとおいの

 一人が心地よいの


 こんにちは


 さようなら


 あともうふたつきしか


 残っていない今年の空気に


 私はあとなんびょう


 触れられるのだろう



 幸福もふしあわせも


 追い出して


 孤独とだけは部屋の中で

 手を繋いでいる


 おやすみなさい

 とおい大風

 おやすみなさい

 

 よるねむるひと

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