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第34話リトル・トーキョー
アメリカにある日本人街。海を渡った日本人たちが築いた、歴史の息づかいの残る街。
19世紀後半、日本では土地や税制の改革のために地方の貧困が悪化し、若い人々が仕事を求めて海外へ出はじめました。1885年ごろからアメリカへ移住した日本人_日系人たちが形成したアメリカの日本人街について、紹介します。
ロサンゼルスのダウンタウン内にあるリトル・トーキョーは、1885年に茂田濱之助が日本食レストランを開き、その周辺に日本人が次々と店を連ねたことから始まったといわれています。第二次世界大戦前には3万人の日系人が生活するアメリカ最大の日本人街でしたが、1941年にアメリカと日本が戦争状態になると、日系人たちは強制収容所へ収容されました。終戦後に解放された人々は、廃墟となっていたリトル・トーキョーに戻り、資産も何もないところから街を再建しました。




