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第17話竜馬とフランクリン・ルーズベルト

竜馬とフランクリン・ルーズベルトとの出会いはフリーメイソンがひとつのきっかけであった。フリーメイソンというのは現代でこそオカルト、陰謀論のように語られているが、元々は19世紀のアメリカ合衆国で上流階級の社交クラブのようなものが始まりである。竜馬も、ロックフェラーやカーネギー、ベーブ・ルースたちの推薦を受けて入り込んだ。


ルーズベルトは、1921年、民主党の大統領候補、オハイオ州知事のジェームズ・コックスの副大統領候補として選挙戦を戦ったが、共和党のウォーレン・ハーディングに大敗し、引退したルーズベルトはニューヨークで弁護士を務めていた。そのとき、竜馬と知り合う。


ルーズベルトがよく竜馬に言っていたのは、

「Ray、わたしはキミのことは好きだが日本のことは嫌いだ」と。

「日本人は汚い。彼らは中国でマスタードガスや細菌兵器まで使っている」

竜馬は、

「今の日本の有り様ではFDRフランクリン・ルーズベルトに嫌われても仕方がない。ただ、実際に原子爆弾を使うかどうかは、もう少し様子を見てくれ」

「Rayがそういうなら、そうするよ」と。


これほど日本人を嫌悪し憎んでいたフランクリン・ルーズベルトが最期まで原子爆弾の投下にGOサインを出さなかったのは坂本竜馬の存在が大きかったのである。


フランクリンルーズベルトと組んだ竜馬は、当時普及し始めたばかりのソーシャルメディア、「ラジオ」を使って面白いことをつぶやき続けた。現代で言う「ツイッター」のようなものである。「炉辺談話(Fire Side Chat)」と呼ばれるものである。アメリカの民衆は竜馬とルーズベルトのしゃべりに夢中になった。

当時、アメリカでルーズベルトは東洋人なのではないかという説が流れたがそれは竜馬だったのです。


ルーズベルトは障碍者だったが竜馬は最初から偏見はなかった。ルーズベルトの方にも東洋人に偏見はなかった。二人はすぐに仲良くなってしまったのだ。

「キミみたいな男は初めて見た(笑)」とルーズベルト。

47歳も年下の障害を持つルーズベルトと身長188㎝体重130kgの竜馬は凸凹コンビだった。


「New Economy」「New Business」「New Policy」

「どれもイマイチだな。新しい経済政策。パンチの利いたネーミングがほしいんだ。Ray、なにかいいアイデアはないか?」

「以前、ロックフェラーと話したときに彼は「Deal」という言葉を使っていた。「Ray、我々の世界では「Money」を「Deal」するんだ。「We are dealing」」と」

「それだ!新しい経済政策は「New Deal」で行こう!」


ルーズベルトの大統領就任演説は竜馬も一緒に考えた。

「われわれが唯一恐れなければならないのは恐怖心を持つことだけである(the only thing we have to fear is fear itself)」

「国民は行動を求めている。しかも今ただちに実行にうつらなければならない(it can never be helped merely by talking about it.we must act and act quickly)」

「緊急事態に対処するために、外敵の侵入時に与えられる権限と同等の強力かつ広範な行政権を要求する(broad executive power to wage a war against the emergency,as great as the power that would be given to me if we were in fact invaded by a foreign foe.)」

「幸せは、ただお金を所有することではありません。物事を達成する喜びのなか、創造的な努力をする興奮の中にあるのです(Happiness is lies not in the mere possession of money;it lies in the joy of achievement,in the thrill of creative effort.)」

「神聖な信頼に、冷淡で利己的な悪行のたぐいで報いてばかりいる金融業界や実業界の行いにも、終止符を打たなければなりません。(there must be an end to a conduct in banking and in business which too often has given to a sacred trust the likeness of callous and selfish wrong-doing.)」

「国民の信頼が揺らぐのも無理はないでしょう。なぜなら、正直で信義に厚く、義務を果たし、忠実に保護の手を差し伸べ、私心なく振る舞う者にこそ信用は与えられるのですから。そうでない人に対して、信用が育つはずがありません。(Small wonder that confidence languishes,for it thrives only on honesty,on honor,on the sacredness of obligations,on faithful protection,on unselfish performance;without them it cannot live.)」

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