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第15話炉辺談話

おいおい、アメリカってところはホントに進んでるな!ラジオってやつが流行り始めてるんだ。音楽が聴けるわ、ニュースが聞けるわ、こりゃ便利だ!


竜馬はピンときた。「これだ!」


ちょうどその時、アメリカは大変なことになってた。1929年の株価大暴落、世界恐慌の始まりだ!みんな不安でいっぱい、世の中はどんよりムード。


そこに登場したのが、FDR!竜馬の盟友、車椅子の貴族だ!FDRはニューディール政策でアメリカを救おうとしてるんだが、国民にはなかなか伝わらない。


「おい、FDR、ラジオで国民に話してみたらどうだ?」


「ラジオ?Ray、それは良い考えだ!」


こうして始まったのが、「炉辺談話」だ。FDRがラジオで国民に語りかける。まるで暖炉のそばで話してるみたいに、親しみやすい口調でな。


でも、実は裏で喋ってたのは、竜馬だ!FDRは声がいいから表に立ってるだけ。内容は全部竜馬が考えてるんだ。


「おい、みんな!元気にしてるか!?」


竜馬の陽気な声がラジオから流れる。


「今、アメリカは大変な時期だ!でも、諦めるな!俺たちがついてる!」


竜馬は、難しい経済の話も、分かりやすく説明した。


「為すことによって学ぶ!行動こそが知性のみなもとだ!」


「ニューディールで、世界一のアメリカを作るんだ!」


「主役は政治家じゃない!国民一人一人だ!」


竜馬の言葉は、国民の心に響いた。みんな、ラジオに釘付けだ!


「Ray、すごいじゃないか!まるでラジオスターだ!」


FDRも大喜びだ。


「当たり前だ!俺様は土佐のスター竜馬じゃ!」


竜馬は得意満々だ。


炉辺談話は大成功!国民は元気を取り戻し、ニューディール政策も軌道に乗り始めた。


でも、時代は大きく動いていた。戦争の足音が、次第に近づいてきていたんだ…。


炉辺談話の人気は、ますます高まる。竜馬のファンレターが山のように届く。


「ミスター・レイ!あなたの声が大好きです!」


「ミスター・レイ!結婚してください!」


竜馬はすっかり人気者になってしまった。


「おいおい、これは困ったな…」


竜馬は、嬉しい悲鳴を上げていた。


「Learning by Doing」(為すことによって学ぶ)


「Creative Intelligence 」(創造的知性)


「Common Man」(普通の人)にとっての「Philosophy」(哲学)


竜馬がジョン・デューイから学びルーズベルトに授けた哲学である。ルーズベルトは炉辺談話にしばしば哲学や経済学を分かりやすく引用して喝采を浴びた。


「為すことによって学ぶ(Learning by Doing)。すなわち行動(Doing)こそが、人間の創造的知性(Creative Intelligence)のみなもとであり、人間はそもそも行動することでしか学べないのです」


「われわれは「New Deal」を通して、世界ではじめての偉大な国家になろうとしている。この場合の主役は、政治家ではなく国民の皆さんひとりひとりなのです」


「従来の経済学は行き詰まっている。自由放任主義の小さな政府ではなく。積極財政、金融緩和、労働法の整備。社会民主主義的な、大きな政府。まったく新しい経済政策が、今こそ必要なのではありませんか」


「「New Deal」Will Make「Great America」。そして国民の皆さんひとりひとりが偉大なアメリカを作るのです」


「「New Deal」は新しい行動です。ぜひこの行動を成功させて、まったく新しい世界(New World)をみなで創りましょう。New Deal Shall Make New World!」


だが、平和な時間は長くは続かなかった。日本が真珠湾を攻撃し、アメリカは戦争に突入した。


「Ray、日本を許せない!」


FDRは怒りに燃えていた。


「FDR、戦争は何も解決しない!話し合いで解決する道を探るんだ!」


竜馬は必死に訴えたが、FDRの心は決まっていた。


「Ray、もうお前の出る幕はない。日本に帰りたいなら、いつでも帰ればいい」


二人の友情は、ついに終わりを迎えた。


竜馬は、戦争を止めるため、単身、危険な旅に出る。


果たして、竜馬は戦争を止められるのか?そして、竜馬とFDR、二人の運命は…!?


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