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泥印:泥の惑星  作者: 桜桃露雨
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第4話:泥海の来訪者


 "オリーブ"・ソウズ、知られてはいないと思うが犯罪組織だけにどんな伝手で捜査員の名前を調べているかわからない。ソウズ家と言えば、警察官僚を輩出する名門でもあるから偽名を使うのは必須な条件だ。


 そこで公安部特製の偽造身分証明書の出番になるわけだが…クラム・チャウドって、どこからつけたんだ?文書課の奴らのセンスって…

 キッカーマン、オーダーフック…泥印に潜入し、帰ってこなかった同僚たちのことを思うと慎重にまた慎重にしても慎重さが足りないんだろうな。

 メロリンだけは許されるべきではない!人類の害悪だし、この身を滅ぼされても絶対に…メロリンを滅ぼすのだ!!…キッカーマンやオーダーフックも同じ気持ちだったはず。


 だがなかなか尻尾を見せない密売組織、ほかの班が小売りから上にたどっているが…ああいった組織にとって下っ端は使い捨てだから、途中で手掛かりの途切れるだろう。

 だからうちの班はメロリンの原料を唯一供給できるこの星に潜入した。メイロウ以外の材料は複数の星から供給可能で追跡しきれるか疑問だし。

 本部は、複数の素材の供給元から情報を集めメロリンに使う素材が不自然に一か所に流れていないかを調査しているはずだが…小麦粉の流通先を追跡しきれないように、全世界で普通に流通している医薬品原料は追跡不可能だろうな。

 現時点で、特徴的な素材と言えばメイロウしかわかっていないし。

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