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誰かに届いて欲しい

作者: キルレ0.7

「今日も疲れた……っと」


その言葉に目が向けられるその数はおよそ二百


ちょっとした感情を言葉で世界中の人とシェア出来るとしても


自分の疲労感を直接伝えることは出来ない。


それでもその短い言葉でさえ共感されてしまうのが良さであり、悪さでもある。


本当に伝わってなくとも相手はこうだろうと自分の経験則から疲労感の度合いをみちびき出して理解しようとする。


容姿端麗なカップルの幸せな写真だと素直な賞賛する意見も、ひねくれた妬んだ意見も同じ位存在する。


人の生活をより豊かなものにする反面でストレスにも繋がるこの世界は今の社会に溶け込んでしまってすこしの力ではビクともしない程にその存在が大きくなってしまった。


この現代社会は便利だが、適応できない人には生きにくくなっていると思う。


この近くて遠い距離感が自分が本当に重要視するべき事項からの逃げ道になってしまった人もいる。本当に大事な目の前の人や生活で関わる人との触れ合いが低下してしまってはいないだろうか。


過去の友人にすがり付いて新しい関係に怯えてしまってはいないだろうか。


綺麗事でも正しいことでも山ほど溢れているのに世間から注目を浴びる心底どうだっていい政治家やタレントのスキャンダルに呆れるほど興味関心がそれてしまってはいないだろうか。


そこには自分の成長の糧はあるのだろうか?


私は不思議でたまらない。


自分の人生を傍観で終わらせていいのだろうか。それで満足できるのだろうか。


私も実際、のめり込んでしまっていたが今一度考えてみて欲しい。明日も来年もこのままの生活でのらりくらりと過ごしていいのだろうか?


教科書の片隅に写真が乗るような人間になるチャンスがあるかもしれない。


革命だって起こせるのかもしれない。


可能性の話だがゼロじゃない確率に気づいて欲しいのである。


年齢も老若男女も関係なくなってきている現代社会で一花咲かせるには今出来ることにもやりたいことにも力を注いで、無限の情報媒体に惑わされずに本当にやりたいことをして一時ではない幸福感を得て欲しい。


現実の厳しさは計り知れないが、そのままで誰かに助けてもらえるとは限らない。


あなたの人生だ。


これからなんだって出来る。種も蒔かずに花は咲かないけれど、育てて咲かない花はないんだ。


自分の可能性を命ある限り探し続けて欲しい。

思考を辞めないで欲しい。


「変えてみせる…」


そう呟いてみよう。





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