パーティに入れて欲しい
「おお、お前たち野球部に入りたいのか」
「いや、そーゆー訳じゃないんですけど」
「ついにうちの野球部にもマネージャーがっ、今まで部活やってきてよかったっ」
「いや、あの、私たちはダンジョンに連れてってくれるだけでいいんですが」
「え、そーなの、なんだよ期待させやがって。まあいいや。で、君たちレベルいくつ?」
「え、レベル?」
「うちの野球部はおれより5レベ低かったら強制退部だから22は必要だよ」
そっか、この人たちは私たちが強いことを知らないじゃないか
私も圭太もレベル差を凌駕するほどの実力があるから実際に見てもらえば強いことをわかってもらえるんだけど
「あ、じゃあ結構です...」
さすがにボスしか倒してなくてしかも経験値も7等分されてしまったため私たちのレベルはたったの8で野球部には到底入れそうにない
他の2つにもお願いしてみたが
「あなたみたいな可愛い子は大歓迎よ」
「いや、私だけじゃなくてこいつもいっしょに」
「ん?私は女の子にしか興味ない」
「さようならー」
女子バスケ部は身の危険を感じ断念し
「すみません、パーティに入れてくれますか」
「あ、ああいいですよ」
「ほんと?圭太ー入っていいって」
「はっ、リア充か。おまえらなんか爆破してしまえっ」
「えー、リア充じゃないのに」
こんな私たちを爆破しようとするパーティこっちから願い下げだ
で、結局残りは会長のパーティだけになった
「ねえ、もう諦めようぜ。あの人たちならおれたちがいなくてもクリアできんだろ」
「それはそうなんだけど」
正直それでもいいかなと思ってる自分がいるけれど
このゲームの主人公が2層はアイス食ってただけって終わりっていうのはどうかと思うがまあ今回は仕方ないか
次の層ではちゃんとパーティに入れてもらえるようにレベル上げでもしよう
そう思い圭太を引き連れ街を出ようとしているところにあの会長さんが話しかけてきた
「あなたたちそんなにダンジョンに行きたいの?」
私が振られ続けていたのを見ていたようで
「そうなんですっ、私たちどうしてもみんなの役にたちたくて」
「は?おらたちただ泊まる場所ないからさっさと3層に行きグハっ」
余計なことを口走りそうだったので思わずど突いてしまった
「素晴らしい心がけね。私のパーティでよければ連れてってあげるわ」
「え、会長いいんですか。下手したら2人とも死ぬかもしれませんよ」
「大丈夫よ。何があっても私の回復魔法に防御魔法で守ってあげるから。それにボスなんて君一人で大丈夫でしょ」
「いやまあそうかもしれないですけど」
「よし、じゃあ2人とも招待してあげるからねー」
会長からの招待に私はもちろんYESを選択した




