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気苦労の多い日本さん  作者: 蓬莱
第1章 世界戦争
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プロローグ

  プロローグ


世界とは非常に不思議である。ない筈のものが出てきたり、あるべきものがなかったり。日本はそんなものが山ほどある。というか実際宮内庁管轄の天皇陵を調査すれば既存の歴史を変えかねないものもある気がする。とまれ、時は2019年のお話。いろんな小説とかでファンタジーに巻き込まれる日本は突如、そう、本当に突如として地球から「消えた」

 

  事は2015年まで遡る。2015年12月10日、尖閣周辺海域に所属不明の小型艦艇がいくつも出現し警告無視の上で警備中だった巡視船に魚雷数発を放ち、巡視船が中破した。巡視船の迎撃能力には問題なかったが数が数のためやむなく退却。結果尖閣は占拠されてしまい、翌11日には中華人民共和国が再度強く宣言の領有を主張し、当該地域に人民解放軍を数こそ少ないが駐屯させてしまわれる羽目になった。結果、日本と中国は交戦状態となったのだが、ここで両国が予想していなかった事態が起こった。それは…台湾が突如として中華人民共和国に宣戦布告したのだ!だがこれが功を奏し日本は尖閣を奪還それと時を同じくして中華人民共和国の国家主席が謎の死を遂げ、結果、日本と、中華人民共和国は講和を結ぶこととなった。この事は日本国内で議論を醸し、結果として世論が再軍備に傾くこととなった。しかし再軍備は反再軍備派が大きく反対した為自衛隊の強化でことは終結。2017年には自衛隊強化を受けアメリカは沖縄以外から撤退した。


  時は少し進んで2018年。平昌冬季オリンピックはなんとか成功し、日中戦の影響もほとんど消えてアジアは平和になったかに見えた。そんな平和ボケをしていた韓国に北朝鮮がなんの前触れもなく宣戦布告、第二次朝鮮戦争が勃発してしまったのである。これを受けて日本の首相、佐藤信宏は憲法と与野党の反対を押し切り独断で憲法改正に踏み切った。これによって日本は再軍備をし、自衛隊は国防軍と改称された。


  さて、時間は戻って2019年。日本は再軍備の後、国防のために初の軍事衛星を打ち上げることとなっていた。そんな最中、そうあと数日で軍事衛星を打ち上げるというそんな日、2019年1月10日に日本は突如として世界から姿を消し、異世界へ「転移」したのであった。

今回はまぁ何があったのかを書きました。その為一切セリフがありません。次回以降はセリフが入る予定です。

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