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第2話《発展途上です!》
「めっちゃ、眠たいわ!」
宿に着くなり、俺はベットに飛び込んだ。
明日は第一試合に、組み込まれている。
対戦相手は、運営チームや。
今日の試合でドクターが瞬殺してたけど、本来やったら一筋縄ではいかへん相手や。まだまだ何が出てくるかは、解らへんから油断できひんなぁ。
日を追うごとに、ドクターは進化している。
酒場でのドクターの言葉を、良く肝に銘じておかんとアカンわな。。
――まだまだ発展途上にいる。
まさに、その通りや。
どのチームも些細なきっかけで、化ける可能性を秘めている。
特にアッキーは、その片鱗を見せ始めているように思えた。
明日の試合で、更なる進化を遂げる気がしてならない。
俺と当たる時には、格段に強くなってるやろう。
だがそれは、俺たちも同じや。
不安要素は、いくつかある。
一番の問題は、チーム内にあった。
だが俺はそれを、見ないようにしてたんかもしれん。