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第3話《優しく殺してあげるわ!》



 リチャードの頭上を、死神のヴィジョンが浮かび上がる。

 大鎌を振りかぶる死神が、ラミーに襲い掛かった。



 【死神の鎌】(A)


 任意の相手のライフが、60%を下回っていると、ライフを1にして行動不能(3ターン)にする。




 いまのところ、リチャードたちが押しとるみたいやな。

 超攻撃型の編成で、速攻が成功したかに思われた。



 ――が、事態はここから急変するねん。




随分(ずいぶん)と、舐めてくれるじゃないの?」




 行動不能のはずのラミーが、ゆっくりと前進してきとる。

 意外な行動に、リチャードたちは警戒の色を浮かべとった。



「わたしのスキルで、優しく殺してあげるわ!」




 【不撓不屈(ふとうふくつ)】(P)


 ライフが10%を下回ると、自動で発動する。

 すべての効果をキャンセルして、SPゲージを満タンにして行動する。




 これは、まずい展開やな。

 SPスキルは、例外になく強力やからや。




 【優しい眠り】(A)


 ランダムな敵2体を、無条件で倒す。



 翼の生えた天使のような女性が、突如として出現した。

 その表情(かお)は、悪意に満ちている。不気味な笑い声をあげながら、ダリアたちに襲い掛かった。



 ダリアと破壊神の女が、なす(すべ)もなく倒れてしもうた。


 これで勝負は、解らんくなったな。



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