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「では、まず基本を教えていく。」
「はい!宜しくお願いします、ゲイル先生」
早速、次の日から魔力についての授業が行われた。
皆様、聞いて下さい
ゲイルは眼鏡を掛けています。
大事な事なのでもう一度言います。
ゲイルは、【眼鏡】を掛けています。
切れ長の目の人ってなんでこんなに眼鏡が似合うんでしょうか。
これのお陰で営業スマイルを顔に貼り付ける事になりましたよ。
頭の中は動揺しかないが、全く顔に出さずに出来る私、凄いと思う。
こんな時は自分を褒めよう。
異世界転生系の小説で良くある、貴族令嬢とか向いてたんじゃないかな?
「この世界では、力の大小は有るがほぼほぼ皆魔力を持っていると言われている。
火、水、土、風、光、闇と属性が別れる。
これを魔法陣を用いて精霊の力を借り、魔法に展開出来るが自分の属性のみだ。
他の属性を使う事も出来るが精霊と契約を結ぶ必要がある。
魔法陣を扱う時は攻撃、防御の時が主になるので一般市民は余り使わないし魔法陣の描き方を知らない可能性が高い。
身体強化や治癒等、属性の魔力操作だけで成り立つものも多いからな。
生活していて分かるかと思うが、物を動かす時に魔導具の魔石に魔力を流し込んでそれを使う。そうすれば、ほぼ魔法は必要無い。」
私が数々の煩悩を生み出している中
ゲイルは真剣に魔力について教えてくれた。
またもや紙にサラサラと書いてくれている。
「……聞いてるか?」
「…はい!先生!
属性はどうやって分かりますか?」
危ない、見蕩れてしまっていた。
集中、集中。
漫画ではサラッと読んでしまった部分。
属性やら、精霊に力を借りる事は知っているが
ファンタジー故に、魔法使えて当たり前だと思っていた。
それに、学園に入った子達は入学式に魔力検査が有るのでそちらで自分の属性を知っていたのだ。
私も戦う事は無いだろうから魔法陣は覚えなくても良いかもしれない。
もしもの為に護身用の何かだけ教えて貰おう。
「そう、それだ。
アレンが『癒しの力』と言っていたので光属性の可能性が高い。
マリーが外に出られそうならギルドで身分登録をしようと思う。
その時に属性も調べて貰えるから一石二鳥なんだ。」
「成程、身分も保証されて効率が良いね!
身体は温泉のお陰かな?すっかり良くなったよ、ありがとう」
「そうか、それは良かった。
ギルドは『冒険者』ギルド、そして『商業』ギルドの大きく2つに別れる。
マリーは後々の為に商業ギルドで登録しよう」
「うん、何だかドキドキするなぁ」
「折角だ、昼飯は町で食べるか。
食べてからギルドに向かおう。」
『つまり、デートじゃな』




