プロローグ~押し入れの秘密~
初投稿です。
拙すぎる文章力ですがよろしくお願いいたします。
世の中には異世界転生チーレム無双と言う言葉がある。
ただその言葉だけ、特にそういった知識も何もない人に言わせてもらえば「はぁ?何いってんだこいつ?」とかそういう目で見られるのは明白だ。
その言葉を一つ一つ分かりやすく言うのならば、
異世界に転生して他の人が持ってないチートな能力で戦闘なり内政なりで無双し、その力などに惚れ込んだ異性を何人も囲いハーレムをつくる。と言う思春期特有の病を患った者の大体が想像したような事を単純にまとめた言葉だ。
書く言う俺も少なからずそんなことを想像していた人間である。
・・・・ごめん、てかぶっちゃけめっちゃ想像してたわ。
頭ん中で異世界転生してめっちゃ無双して女の子達とひたすらいちゃこらしてわ。
夜な夜なその女の子達としっぽりとでもずっぷりとでも言える行為でエキセントリックしてましたわ。
・・・・話を戻そう。
もう、色々はしょるが要するにだ。俺は異世界転生チーレム無双と言う言葉を広めたい。
声を!大にして!広めたい!異世界転生チーレム無双万歳と!
頭の可笑しい子達のロマンが結集した最高の言葉であると!
そして俺は!おもむろに!部屋の押し入れを!開いた!
バンッ!(襖を開く音)
ガヤガヤガヤガヤ─────
バンッ!(襖を閉める男)
・・・・・・。
ギィ・・・チラッ(襖をゆっくり開きチラ見する音)
ガヤガヤガヤガヤ───
ギィ・・・トンッ(襖をゆっくり閉める音)
・・・うむ。
「部屋の押し入れが街に繋がってる件について」
いや、謎のテンションで洗濯物しまおうと押し入れ開いただけなんだけど。