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梟と俺のミッション 〜想定外なんて言い訳にもならない〜  作者: ぽしょなれ


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093.ゴーダからの依頼(1)

神龍神聖王国の国名変更と国王交代は世界の知れ渡ることとなった・・・という事は無い。


新聞に数行の記事が載ったぐらいである。


ただ、各国に通報は行っているはずだ。


小さな国の情報など誰も気に留めない。マスコミも騒がない。良いことだ。


国王は国民ではないので二重国籍にはならない・・のかな?

俺、日本の国籍は持っているけど、神龍神聖帝国民の国籍は持っていないからね。


そんなわけで、今日も日本の拠点に出勤している。


「おはよう」


「「おっはー」「おはようございます」「おっす」「ういっす」「おはよう」」


皆から挨拶が返される、そんな日常だ。


今までの仕事はどちらかと言えばミステリー研究室的な物が多いけど、それで良いのかなこの職場。


「課長、ちょっと頼みたいことがあるんだが、相談に乗ってくれるか?」


珍しい、ゴーダが相談って・・今日は雨かもしれない


「執務室に行って話そう」


ゴーダを連れて執務室に入る。


「何? 改まって相談って」


「実は昔の仲間を助けてほしいんだ。他に頼める奴がいなくて」


「仲間って、殺し屋の? 犯罪絡みだったら無理かもしれないけど」


「俺はもう足を洗っているが、殺し屋と言っても、

 主に外国で依頼されて外国でミッションをこなすんだ。その内容は様々、

 荒事が多いってだけだ」


「そうなの◯◯7みたいな?」


「似たようなものかな。

 で、昔の仲間が嵌められて、現在逃亡生活中なんだ」


「判っていると思うけど、ここでは匿えないよ」


「ああ、それは判っている、ただその追われているのをなんとかしてやれないかと」


「内容によるし俺が手助けできる様な内容かどうかもわからないな、

 そうだ、とりあえず亡命してみる?」


「亡命って、ひょっとして神龍神聖王国か?」


「それしか伝手がないし、一時的なら認めるよ。

 但し向こうでは普通に働いてもらうよ人手不足だから。

 それと、向こうでのトラブルは禁止だ。」


「わかった、具体的な脱出プランが出来たらお願いする」


「とりあえず俺は聞かなかったことにしておくよ」


バタン


ユウマ、ノックぐらいしろ


「課長、本部から出頭しろとの連絡が入りました」


・・・・


「今日来てもらったのは他でもない、紹介したい人物がいてね

 こちらのマズイ・ビーガンFBI捜査官と特別顧問のウマイ・ショージン だ」


「俺は猫山猫蔵、監査・支援課の課長をしている」


ショージンがビクッとしてビーガンの後ろに隠れた・・・ひどい対応だ


「・・俺なにかしました?」


「おまえおかしい!」


日本語だ、嬉しい


おかしいって何さ、失礼な


「本部長、えっとどうしましょう?」


ショージンが怯えて皆がうろたえる事しばし


ようやくビーガンの後ろから顔だけを出して


「お前を認めないからな」


「別に認められなくていいよ、何ビクついているの?」


全く話が見えない、何に対して何を認めないのか、


「本部長、帰って良いですか?」


「まあ待て、ビーガンが説明する」


英語苦手ですが


「ジョーシン、キョウ、オカシイ」


良かったカタコト日本語ね


「ジツハ、ジョーシン、レイノウリョクシャ、ソウサノキョウリョクシテル」


「それで?」


「オナジノウリョクシャ、キョウリョク、ネガウ」


日本ではありえない唯一の俺の部署がそれに近い。特別顧問仲間だね。


俺は親近感湧いてるのにジョーシンは懐いてくれない。悲しいね。


ジョーシンは隠れていてよく見えないけど、彼には霊が憑いているみたいだ、その霊の協力を得て捜査に協力しているのかな。


霊に聞いてみよう


『ジョーシンに憑いてる霊の人、話せる? 俺なんか悪いことした?』


『滅相もございません、ショージン様はオーラが見えるのです。 

 貴方の周りにいる者達や・・貴方は異常なのです・・という事です』


『単なる6体の仲間だよ、契約しているから大丈夫、襲わないよ』


『本当ですか、本当にですか?』


『本当だよ、悪さしない限りは襲わないよ』


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