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梟と俺のミッション 〜想定外なんて言い訳にもならない〜  作者: ぽしょなれ


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80/99

080.MIssion No.006(2) 地方巡回(2)

『ユウマ、最近の貨物船行方不明事件って知ってる?』


ま、こういう時は部下に動いてもらおう正式な仕事じゃないけど


『課長、お休みだったんじゃないんですか?』


『いや、頼まれごとが出来ちゃってね、ちょっと情報収集をお願いしたいんだ』


『良いですよ、課長居なかったらどうせ暇だし。 それに面白そうな事件だしね。

 バミューダトライアングルみたいなもんですかね?』


『わからん、それを調べてくれって事だ、他のメンバーにも伝えて』


『了解です』


翌日、部下たちから送られてきた資料を読んでいると、有無さんが誰か連れてやってきた。


「この者は、私の会社の海運調査部の者で、有無 由希(ありなし ゆき) 私の娘だ。

 今回のサポートを一任している」


娘さん居たんだ・・まあ居てもおかしくないか


「有無由希です、ユキと呼んで下さい。 よろしくお願いします」


「いえ、こちらこそ、俺は猫山猫蔵です。お父さんにはお世話ななっています」


「私は仕事があるので行くよ、由希、後を頼む」


「はい、お父様、お任せ下さい」


父親をお父様と呼ぶ人種なの?・・良いとこのお嬢さんって感じ・・俺の一番苦手とするタイプだ


「それで昨日有無さんから依頼を受けて、こちらでも少し調べたんだが、

 ・ここ半年で6件の船舶行方不明事件が発生している。

 ・場所は日本海沖

 ・気象情報には特に異常気象などは発生していない

 ・原因が不明である

 ・いずれも貨物船など大きな船で国籍や航路や積荷には関連なさそう

 ・レーダーにも異常な影は無かった

 ・残骸などは発見されていない

 という事で間違いないか?」


「はい、概ねその通りです、付け加えれば

 犯行声明や、脅迫、犯行予告などは一切無いという事です」


「なるほどね、乗務員に関する追跡は?」


「盗難を疑いですか?」


「あり得るからね。 乗務員がその後何処かに現れていないかとか、

 積み荷の盗品とかが出回っていないかとか」


「まだそこまでは調査できていません」


「じゃあ手配しておいて。

 あと、行方不明になる最後の位置情報をもらえるか?」


「はい、それなら分かります・・えっとこの座標です」


タブレットに情報を出してくれた


「地図上に重ねてプロットして」


日本海のちょうと真ん中あたりだね


「最小包含円を描いて」


「はい」


「その中心辺りに島とかは?」


「ありません、北大和堆(きたやまとたい)とよばれるところです」


「行ってみるか・・」


「比較的浅い場所とは言っても水深数百メートルはあります。潜水艦でもないと無理です」


『リーサン、水深数百メートルって行ける』


『リヴァイアサンをバカにしてるのか、何処の海底でも問題なく行けるわ

 ちなみに儂の力を持つお前にも可能だ・・儂みたいに速くは泳げんがな』


えっそうなの? 水中で呼吸できるぐらいじゃないの? 俺って人間?


『お前は認識が甘すぎる、 天界梟と猫又と神龍と海龍(リヴァイアサン)の加護を持つんだぞ

 常識的な能力であるはずが無いじゃろ』


そうなんですか・・・どうやら人外になっていたみたいだ


「大丈夫、龍玉を持つ枢機卿だよ俺、船を準備して」


「あ、はい・・はい?」


意味不明だろうが、他に説明のしようがない。


『そのへんの海岸から行けばいいのに、乗せてってやるぞ』


『俺が向かったっていうジェスチャーが必要なの、

 勝手に行って、はい解決しましたって言っても信じてもらえないぞ』


まあ日本海の真ん中に潜ったとか・・どのみち信用されないだろうけど・・


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