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梟と俺のミッション 〜想定外なんて言い訳にもならない〜  作者: ぽしょなれ


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074.救出

弾丸は手を貫通していたが、幸いにも生命に別状は無く出血も大したことがなさそうだ。

でも同級生、つまり年寄りなので放ってはおけない。


このぐらいなら師匠からもらった力で癒せそうだ。

神龍の力を使えば完全に元通りに出来るけど、今、手の内は余り見せたくない。


『ヒール』


出血は止まり、傷口は閉じた。


「これは・・・」


「龍玉の力さ」


「幻の龍玉は、偽物では・・」


「そうかもな、なんせ幻だからな」


実際は龍玉の力じゃないからね。

師匠からもらった能力だし。


「とにかく、開祖が生きていないと困るからね、協力するよ」


龍の顎が過激派に牛耳られたら問題が拡大するからね。

均衡を保って欲しい。


「協力してくれるの? 嬉しい。 それにしても老けたわね」


「それはお互い様、とは言っても貴方は今も美しいけど」


「お世辞が上手ね、昔のニヒルさは何処へ行ったの?」


俺、ニヒルだったの?


「貴方、結構人気あったのよ」


そうなの? 誰も言ってくれた事はない


「まさか、てっきりネクラだと思われてると・・」


「もちろん冗談よ」


あーそうですか、そうですよね


「で、もうすぐ仲間が駆けつけるけど、何処か隠れられる場所は無いの?」


「そうね、ここが襲撃されたとなると、もう無いわ」


「今ここには何人居る?」


「20人かしら」


と、なると、うちの拠点で匿うのは無理だな


「装甲車が2台ある、分乗してここを離れるか」


『装甲車2台で脱出を図る、準備をしてくれ、

 20名ほど居る』


『了解、その人数だととりあえず待避所ですね』


『突入のタイミングで入り口の結界を解除する』


『了解!』


『バックで突入します』


ぎゅわん、ぐぅううう〜ドーーン


突入した装甲車の後ろが開く、


「みんな、乗って!」


俺と開祖様は後ろの装甲車に乗った。有無さんは前、残りは適当に分散して乗ってもらった。


「包囲網を突破」


「楽勝だぜぃ」


こちらの装甲車の運転手はユーマだった。前の装甲車はゴーダ・・前にすれば良かった。


「一時避難所にステルスモードで向かう」


ステルスモードと言っても俺が師匠から授かった『隠蔽』をかけるんだけどね。


それと一時避難所と言うのは実は黒龍玉の下部の格納庫の事、何処かの開けた所で乗り込む事にする。


龍の顎のメンバーは黒龍玉の上部には入れないので、しばらく格納庫で過ごしてもらう事になる。


「狭くて悪いね、この人数だとここしか無くて」


「この龍玉だけ守られれば他に言うことはないわ」


「これが水の龍玉か、怪我なんてこれで治せたのでは?」


「私は適合者だけど、充分に力を出せないの、

 貴方はその偽物を使いこなせているみたいね、

 何処にあるの?」


「どの様に伝承されてるかは知らないけど、

 俺の偽物の龍玉は適合者が一度手にすれば、龍玉の力の行使に龍玉は必要ないんだよ」


「それじゃどっちが本物か分からないわね」


「水の龍玉はどんな力があるんだ?」


「私は、水の流れを変えたり、雨を降らしたりとか、そのぐらい。猫山くんは?」


「さっきみたいにちょっぴり癒したり、

 使徒のイルジョニールを使って、結界を張ったり」


「凄く有用な能力じゃないの、羨ましいわ」


「力を持て余しちゃうよ、身に余る力があると色々としがらみが生まれる。

 わかるだろ?」


「そうね、こんな目にあったりね」


「これからどうする?」


「さあ、どうしようかしら、教えて」

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