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梟と俺のミッション 〜想定外なんて言い訳にもならない〜  作者: ぽしょなれ


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073.有無有無(3)

色々と走り回り続けた後、倉庫群の一つに入っていった。


軍事衛星で見ていたら全て無駄な努力なのに。可哀想になったので、ユーゾーに頼んで一時的に軍事衛星のカメラ映像を遮断してもらった。


中に入るとそこには誰も居なかった


「駄目だ誰もここにはたどり着けていない」


「そりゃまずいね、だれかがここをバラしたらどうなる?」


「我々にはそんな裏切り者は居ない」


「俺の仲間には沢山いたぞぉ、拷問されたり脅迫されたら喋っちゃうだろ。

 別の拠点にすべきだな」


自慢にはならないけどね


「本部に逃げ込むしかないか・・・」


「いや、そこもどうだか・・拠点制圧なら同時多発的にするだろ」


「じゃあどうすれば・・」


「俺の前で二度とその言葉を喋るな。俺の一番キライなフレーズだ」


「じゃ・・・・」


「うちの拠点はまずいな・・・じゃあやはり本部に行くか」


「自分でまずいって、言ってただろ」


「言ったよ、逃げるにはね。 本部を応援に行こう」


「この人数でか?」


「俺の仲間を呼ぶ」


「でも、たいした力にならないだろ」


「誰がそう決めた? 有無さん判断を」


「良かろう、本部を守りに行くぞ」


「リーダー本気ですか?」


「本部がやられれば終わりだからな、本部に向え」


「もう、どうなっても知りませんよ」


『ユーゾー、出撃だ後に続け』


『了解、ついに動きましたね』


本部はビル街にある教会の様な建物だった・・・


どうやら立て籠もっている様だ、間に合ったみたいだ。


銃声も聞こえる・・警察は何してる?


ユーゾーに照会してもらったら、襲撃しているのは懲戒免職になった元機動隊のメンバーらしい。


機動隊に奴らの仲間が結構多くて人員が足らなくなっているのだとか。おそらく組織からの最後のチャンスってやつをもらって決死の覚悟で襲撃しているらしい。


まだ建物を包囲しているので、これから突入をするみたいだ。


包囲網は一重で外からは入りやすい。結界を張って入口を突破して中に入り込み扉を結界で塞いだ。


「誰だ、お前たちは」


歓迎されていないようだ


「おれだ、有無だ、助けに来た」


「バカかこんな死地にやってくるなんて、もう逃げられないぞ。

 あと、後ろにいるのは誰だ」


「幻の龍玉の保有者、猫山さんだ」


「あの偽物の龍玉の持ち主か、なぜここ来た」


「助けが必要だと思ってね、有無さんに案内してもらった」


「偽物に何が出来る」


俺は本物の龍玉保有者だけどだけど、確かに幻の龍玉は確かに偽物だね


「ま、色々とね、仲間を呼んでいるからもうすぐ到着するはずだ」


窓には全て結界を張った、閃光弾や煙幕や催涙弾は嫌だからね


「開祖様は?」


開祖というのは、開祖直系の適合者が名乗る名前だそうだ。


「撃たれた、今は祭壇で休んでいる。

 ・・が、龍玉は奪われていない」


祭壇に駆け寄ると開祖様が横たわっていた。

?何処かで見たことがある様な?


中学校の同級生・・?


「あ、貴方・・確か猫山さんね。どうしてこんな所に?」


まさか高嶺の花だった学年のアイドルだった彼女『高嶺みどり』、に顔と名前を覚えていてもらったとは・・意外だ、何十年も経つのに。

俺は当時目立たないネクラだったので気づいてくれないと思ったのだが。

いや、彼女が開祖様と言う方が意外か・・・


「高嶺さん、お久しぶりです。成り行きでここに来ましたが・・

 まさか覚えていてくれたとは、意外です」


「貴方の顔を拝めるなんて、あの世に来たかと思ったわ。今も暗いのね」


勝手に殺さないでほしい。と、言うか余りに暗くて覚えてたって事?

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