057.Mission No.003 襲撃(3)
急いで目指す廃ビルに向かったが
残念ながら既に逃げられた後だった・・・課長の奥さんのせいにしよう。
爆弾があるかも知れないので、ささっと辺りのものを一気にアイテムボックスに放り込み立ち去る
爆発はしなかった・・・アイテムボックスに入れた中にあるかもしれない。注意して取り出そう。
・・・・
「猫山課長、すまなかったな」
「大丈夫です、貸し110ですから」
「妻にはだいぶ叱られた・・お前にも怒っていたぞ、扱いが悪いって」
「俺は救出を頼まれただけですからね、うちの仕事でも無いですしね。
それで早速ですが貸しを一つ返してほしんですが・・」
「何だ?」
「うちの課の事務所、もうあそこじゃ駄目だと思うんですよね・・それで別の場所を借りたいんですが、
その費用を捜査課の費用でお願いします。
場所を言うとまた漏洩されるので場所は言えませんが、請求書送りますね。
いやもう、安心できるところって高くて困りますよ」
「そんな予算無いぞ・・知ってるだろ」
「ええ、でも今回の不祥事を黙っててあげるんですよ、安いもんです。
別に俺個人のために私利私欲で使うわけじゃないですからね。
だれかさんのお陰で事務所に居られなくなるんだから、当然ですよね」
「・・なんとかしよう」
「お手数をおかけします」
・・・・
「ユーゾー君、例の拠点の土地使用料分をテナント料として捜査課課長宛に請求書作っておいて、
請求者は私、私が建て替えた事にします。正直に書くとまた漏洩しますからね」
「あそこ結構高いですよ、大丈夫ですか」
「大丈夫かどうかは俺は知らん、必要経費だよ責任をとってもらわないと」
・・・・
「室長、龍玉を持ち出してくれた事はありがたいんですが、危ないからやめて下さい。
そんな事したら室長が狙われますよ」
「猫山さん、龍玉よりも私の身を心配してくれるんですね」 うるうる
「当たり前じゃないですか、(偽物の)龍玉よりも大切です」
それで死にでもしたら俺が責任を感じてしまうではないか。
でも新しい拠点に移転するので、これからはこんな心配は要らない。
「じゃあ俺達はこのビルから出ていきます、もうあまり迷惑は掛けられませんから安心して下さいね」
「えっええーーー」
遂に新拠点に移る事になった。
・・・・
新拠点は最終的にこの様な構成になった
地下:緊急避難所、緊急時のミッションルーム
1階:くつろぎルーム、ミッションルーム、車庫
2階:各自の部屋(バス・トイレ付き)、共用キッチン
屋上:黒龍玉の発着ポート
階数は少ないが結構広さはある
もちろん地下は違法建築だ建屋を作った後に改造している、秘密基地だからね、ちゃんと登記できない。
「快適です課長、ここは買ったんですかぁ」
「まさか、借地だよ」
「各自の個室まであるじゃないですか」
「仕事で帰れない場合もあるしな、移り住んでもらって構わない」
結局全員基本的には此処に住むことになった。名目上はシェアハウスだ。
美山姉妹はここから店に通って、占いの館を続けるそうだ、情報収集とかに利用できそうだしそういう肩書は必要だ。
ゴーダさんは他にも拠点を持っている様だけど、最近ほとんどここにいる。
ユーゾー君は・・場所がかわっただけだね。
ユーマ君はなにやら個人的に調査活動をしている。たまに返ってくる。
いいのか皆自由すぎる・・




