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梟と俺のミッション 〜想定外なんて言い訳にもならない〜  作者: ぽしょなれ


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55/113

055.Mission No.003 襲撃(1)

「仕方ないですね、貸し10ですよ」


「普通貸し1じゃないのか?  あ、いやそれはどうでもいい。

 妻が人質に取られて言うことを聞かなければ殺すと、警察に連絡したら即座に殺すと」


「そいつバカですね、警察官に連絡しているのに警察に連絡するな、なんて。

 で、どこからかかってきたか分かりますか」


「俺の携帯にかかってきたんだが、妻の携帯だ」


「ユーゾー君聞いてた?、ここの通話記録紹介して。現在位置を」


「令状は無しで動くのか?」


「令状取っていたらバレて殺されますよね・・おそらくは内通者が居るので。

 その責任は取ってくださいね。

 で、要求内容は?」


「ある物を奪えと」


「それはね、君のオフィスにある龍玉だ。

 かかったな、もう機動部隊が向かっている所だ、手遅れだよ

 あれが無くなればお前ももう大きな顔を出来ないだろ」


犯人と利害が一致したということか・・・でも悪手だよそれ。


「ユーゾー君、予定通りカテゴリー6、コード7及びカテゴリー1、コード5だ」


『了解』


これで避難は完了しているはずだ。


仲間たちは既に屋上の黒龍玉へ避難している、

事務所は侵入とともに封鎖され、睡眠ガスが撒かれる。

防毒マスクを所持していると思われるので、封印は解除しない。


外で見張りをしている者が異常事態と判断して逃げ去った場合、タマリンに尾行をお願いしている。

ゴーダさんには、何人か確保してアジトを聞き出してもらう予定だ。


襲撃の失敗によって、彼らは爆破を選択するかもしれない。龍の顎の仕業であればそのぐらいはするだろう。

うちのメンバーは問題ないが、他の階の者は逃げてないな・・室長に1分以内に脱出する様に連絡した。


「じゃあ俺、行きますね、課長、俺を信頼してもらえなくて、とても残念です・・ご愁傷さまです」


「なんだと、何がご愁傷さまだ?」


「いえ、奥様はもう絶望的かもしれませんね」


俺は隠密を発動して部屋を出ると、ポータルを使い事務所近くのポイントに移動した。


まだ機動隊は到着していないようだ、ビルの屋上の黒龍玉へと駆け上がった。


「みんな無事?」


「「「はい」」」


「俺とゴーダさんは迎え撃つ、皆はここに居て、

 ステルスモードにして上空に待機させるから見つからないはず。

 建物が崩壊するかもしれないけど大丈夫だから」


残念だけど、捜査課の課長婦人の救出はあとまわしだ。


機動部隊とはおそらく犯人の者たち・・もし警察の機動部隊だったら誘拐自体が虚偽という事だ。


あ、来たみたいだ、普通のバン・・本物の機動部隊っぽい装備だけど明らかに偽物。


マイクロバスが2台、運転手は2名、指示役を含む3人が外で見張っている。

完全武装の10人が突入。


出入り口をシャットアウト、睡眠ガス散布開始・・・


マイクロバスのキーはこそっと確保。


3名が散開して逃げた。タマリンに1人、ゴーダさんに1人、俺が1人


あ、バスの運転手どうしよう。

猫パンチで眠ってもらう、縛り上げて放置。 バス2台はアイテムボックスへ収納。


おそらく爆弾と思われる物を運び入れていたので、証拠隠滅のためリモートで爆破されるかもしれない。

しかし龍玉を手に入れるまでは壊してしまう危険があるので爆破はしないか・・。


他の階の人は逃げてくれたと信じておこう。


逃げた3名の状況を確認したいところだけど人手が足りないね。上空に避難している仲間に確認してもらおう。


「ユーゾー君、モニターで逃走者を追ってもらえる? 室長たちは避難できたっぽい?」


『了解、確認出来ます。 室長達の避難は出来ていそうですが全員かどうかは判断できません』


「監視よろしく」


俺は逃げ去っていく1名に猫パンチをくらわして倒す。

そして縛り上げて、ボロ雑巾を口の中に押し込む。 1人確保。


引きずって戻るとゴーダさんも既に1人を確保して来ていた。


「あと1人は、尾行をつけて泳がせています、 はいボロ雑巾」


ゴーダは受け取ると確保した犯人の口の中へと押し込む。


「ゴーダさんいつもの様にお願いします」


ボキッ バキバキッ ぐえー〜 という


また、聞いてはいけない音を後ろに、事務所に向かい、事務所の中に認識域をひろげ様子を探る。

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