043.Mission No.001 (9)
とある建物に連れてこられた。
分室かな?
「犬田さん、一緒に入る?」
「俺はここまでって事だ」
「良かったね、巻き込まれなくて。俺を助ける気があれば車で迎えに来て」
「何言ってる」
「わからないと思うけど、俺、超怒っているんだ、仲間を傷つけられてね」
「・・・・」
「おいっ、入れ」
「じゃあね犬田さん」
・・・・
「事件に関して幾つか確認したいことがあります」
「どうぞ」
「オーパーツは何処にありますか?」
ど直球な質問だ。
「何ですかオーパーツって?」
「しらばっくれんじゃない」
「それを知ってどうするんだ?」
「お前も知っているんだろ、敵対組織が狙っている」
「うち、やられちゃいましたからね、
で何で俺なんですか?
事情聴取するなら、まず潜入して監禁脅迫してきた犯人でしょ、
なぜかは明白、それは事件よりもオーパーツの行方が重要だからです。
つまり公安関係の内通者は貴方ですね」
「黙れ! ここで俺に逆らっても無駄だぞ、誰も助けには来ない」
「そこに控えている者も共犯ですね、マジックミラー越しに隣の部屋に居る2名もそうですね」
まず監視カメラと盗聴マイクを、指先を動かして猫パンチで全部潰す。
この数の差で油断したのか拘束はされていない。
室内の二人は素早く動き、捕縛した。 隣部屋の2名は逃げないでこちらの部屋に入ってきた、
良かった。
あっ、銃、持ってるんだね。 結界を発動、
この立ち回り、今回で2度目だ、巧みに二人の間に入り発砲させる。
トリガーを引く間際に避ける、
バーン
うまく外れて一人に当たる。
残り一人だ
猫パンチがいいかな
ぱしゅっ ドーン
壁ドンしたね
全員縄で縛り上げる。
アイテムボックスには捕縛用のロープが大量に入れてある。
えっと雑巾はあるかなー、隣部屋のロッカーにあった。
仲間に撃たれたやつ以外の口に雑巾を詰め込んでおく。
えっと、撃たれたのは足だね、出血はそれほどでもない、すぐに死ぬことはないだろう。
「さて、色々と喋ってもらいたいんだけど、
隣りにいて銃を持っていなかったということはこの中のリーダーって事かな?」
「俺は知らん」
「どうせ人払いしてあるでしょ、誰も来ないよ。
俺が救急車呼ばないと・・出血が・・止まると良いね」
「どうせ組織に消される」
「そうなの、じゃあ喋ちゃっても良いんじゃないの?」
「えっ? 本気か、俺が組織を裏切るとでも」
「何でそんなに忠誠心があるの? それとも人質取られてる? そんな卑怯な真似得意でしょ」
「うるさい」
「人質なら貴方が処分されるタイミングで不要になるからね。
ついでに殺されちゃうから黙っている意味ないよね。
もし人質取られているならどうやっても殺される、
ならいっそのこと話してしまったほうが復讐できるんじゃない?
黙っていれば人質が安全と言われてるとか? まさかそれ信じてないよね?
公安の潜入員が殺されたのもあんたがチクったんじゃないの?」
「・・・・」
「もし忠誠心からだとしたら、ぜひ教えて・・・あ、自爆シーケンス?
やばいねー俺もう行くわ」
「まて、35.2335, 138.7248」
GPS座標か、覚えた。
縄をほどいてやる時間はない、走って建物から飛び出した
あれっ犬田さん?
「何しているの? 早く離れないと危ないよ」
「乗れっ」
車に乗り急発進・・後ろで爆発音がして建物が崩壊する
パラパラパラっっっ
瓦礫片が車に当たる
んー自爆シーケンススイッチ押したの犬田さんかな?
こうやって取り入ろうとしている可能性が高い。離れたほうが良さそうだ
「犬田さん、ここで降ろして、早く逃げたほうがいい」
「猫山さんは?」
「ありがとう、少し姿をくらます」
「これを」
連絡先か・・・
素直に別行動になった。もちろんGPS発振器を車のシートの間に潜り込ませる。
事情聴取の時にダミーのスマホはなぜか取り上げられなかったので、
先程のGPS座標をしらべる・・丸火公園か・・おびき寄せられるのか、なにかがあるのか
どちらにしても行くしかないけどね。
とりあえずユーゾー君に暗号で連絡を入れる。




