表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
梟と俺のミッション 〜想定外なんて言い訳にもならない〜  作者: ぽしょなれ


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
39/229

039.Mission No.001 (5)

頑張った・・とにかく頑張った。一週間もかかってしまった。師匠の力がなければもっと時間がかかっただろう。


あるにはあったが3つしか回収できなかった。


『光の龍玉』『闇の龍玉』『土の龍玉』だ、火と水は見つけられなかった。

その2箇所は祠も無かったのでダミーは置いてこなかった。


誰かに持ち出されたり水に流されたりしててどこかに眠っているか、“龍の顎” の手にあるかどちらかだ。


龍の顎は平安時代から存在する組織らしい。これだけ長く続く大きな組織だ、何の確証もなく続くとは思えない、最低一つは手元にあり、その存在を元に組織が作られ、残りの龍玉の存在を確信して探しているのだろうと考えられる。


個人的には『水の龍玉』が欲しかったが、神龍の力があれば必要無かったと気がついた。


もちろんこの力を持つことは絶対に秘密だ、師匠やタマリンの存在も秘密だけど、

これだけは隠し通さないといけないので派手なことは出来ない。


まったくこんなやばい力を持とうとする奴らの気がしれない。


ちなみに俺には支配欲がない、面倒だからだけどね。


力って支配欲を持つものには必要なんだろうなぁ、兵器とか軍隊とかも準備したりして、

いったい何をしたいのか俺にはよくわからないな。


他からの脅威に屈しないためなら納得いけるんだけど・・まあいいか。


だけど組織がその力を使ったという記録はない、力を後ろ盾として、

歴史の影に龍の顎あり、かも知れないけど。


龍の顎が国際組織の一部であればまた話も変わるけど・・難しい・・情報が足りない


とりあえずこちらの手は打った。一旦帰ろう。


・・・・


事務所のあるビルの近くで認識域を広げる・・・通常運転のようだ。


念の為スマホはアイテムボックスに入れたままだ。


コンッ コンッ


がちゃ


久しぶりに職場に復帰する。


・・・雰囲気がおかしい・・・


中へは入らずに


「俺だ、無事に帰った、そのまま仕事を続けて」


こちらを見てユカが近づこうとする


「みんな、席に戻って仕事そのまま続けて、俺はユーマのところへ行く。すぐ戻る」


一瞬待って


がしゃん


ドアを締める。


こういうシチュエーションでは、部屋にいる誰かがコード解除を宣言するはずだ、


それが無かった・・という事はまだコードが有効という事だ。


旧知のメンバーは忘れるはずがない、知らない可能性があるのは新人2人


ユカさんがこちらに近づいてきた、という事はおそらくユカが現状を引き起こした犯人。


ユカがやりたいと言っていた “犯人はお前だ” を言ってやりたいが、今は控えておく。


認識を広げても部屋に盗聴器とか監視カメラは無かった・・という事は監視している者が室内に居る。


みんなおとなしくしているのはおそらく人質を取られているのだろう、


人質が居なければゴーダさんがその場を沈めているだろう事は明白だ。


そしてこのメンバーの中で俺に対して人質として成り立つもの・・・サキちゃんだ。


サキちゃんが人質になっているのならば、この状況の説明がつく、室長は事務所で一人で居たという事は監視されていないから現状を知らないのだろう・・グルの場合もあるけど。


まだ大丈夫だ、俺が脅しを受けたという事実がない限り脅しにのる必要は無いし、人質も無事だ。


ユーマの所に行くと言って出てきたが4階には行かず、占いの館に向かう。


外から認識域を広げて中の様子を探る。


サキちゃんの他に5人居る、サキちゃんは椅子に縛り付けられている様だ。・・・明らかに異常だ。


先にタマリンを送り込む、猫には警戒しないはずだ。


そしてタマリンと感覚共有してより正確な状況を把握した。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ