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梟と俺のミッション 〜想定外なんて言い訳にもならない〜  作者: ぽしょなれ


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034.旧人教育?

「で、私はどうしたら良いの」


「ユウキさん、貴方は充分その道の第一人者でしょうに」


「監察・捜査支援課としては新人よ」


そんな事を言えば、俺だって新人だよ


「で、ユウキさんはどうしたいの?」


「幽霊を見られる様になりたい。

 今までは声だけだったけど、顔も見たいの。

 そうすれば捜査の幅が広がるし」


俺はあんまり見たくは無いけどね・・殺された状態のままの幽霊とかいるし、怖いんだよ。


「そうか、見たいか・・」


「そう、どうしても」


「既に声が聞こえているって事は認識が出来ているって事だ、それほど困難では無いと思う。

 次の休み、時間あるか?」


「きゃあ〜、デートに誘われちゃったぁ」


「調子に乗るな!」


「てへぺろ」


ま、デートには違いない。日時を決めて合うんだから。


・・・・・


「「おはよう」」


ユウキとサキ、姉妹で来たよ。


ま、いいけどねデートじゃないから。


「サキも一緒か、サキは霊能力あるの?」


「まったく、ぜーぇーんぜん、喋りは得意だからそれで店やってる。 今日は見学」


なるほど、占いの館は基本話術だからな。 本当に霊能力がある者は少ない。

と言うか占いに霊能力は必要ない。

見学って霊能力がないのに何を学ぼうと言うんだろ?


「じゃ、行くぞ」


「何処へ行くんですか?」


「もちろん樹海だよ、あそこは幽霊の宝庫だ」


ゴーダの回りに居る7つの霊でもいいけど、なんか嫌だ


・・・・


「つきましたね」


「今日は人が多いねぇ」


「行くのはもっと奥だ、はぐれないように着いてこい」


1時間ほど歩いた。 最近認識域が広がってだいぶ遠くまで認識できるようになった。


道を認識するだけであれば、この程度の距離では迷わないぐらいの域に達している。


ユウキたちとはぐれなければ問題ない。


ここは、大姉さんの霊と合った所だ。


二人は合掌して拝む・・後ろだけど・・まあいいか、成仏したのでもうここには居ないからね。


地縛霊を俺が無理やり連れて出たために消滅しただけかもしれない・・よくわからない。


「さあ、来たよ、10時の方向距離は5メートル。 長い髪の30台女性。

 話しかけてみて」


「こんにちわ」


“だれだ わたしを呼ぶのは?”


実は霊の視力は悪い、目がないからね。こちらと同じ様に人間を認識しないとわからない


「私よ」


“お前か おなががへったなあ”


「食べるものは無いわ・・・あ、りんごが一つある」


“たべたいなぁ”


「ユウキさん、近づいてきたよ、その様子を想像して」


リンゴを剥くと差し出した。 霊は取ろうとするが取れない


“ああ、ああ〜〜”


「あっ、なんかぼんやり見えてきたような」


「そうそう、会話をしながら様子を想像して・・つづけて」


「小さく切ってあげるわ」


細かく切って差し出す


“とれない、 とれない〜”


「大丈夫、じゃあ絞ってあげましょう」


コップに絞り入れる・・・すごい力・・・


“こっぷが掴めない うおぉぉ〜〜”


「私が飲ませてあげる、 美味しい?」


コップを傾ける・・こぼれた


“おいしい〜”


飲んだ気になった様だ、ユウキもその姿を見ることが出来たようだ。

どうやら姿として認識できるようになったみたいだ。


それから何体かの幽霊を認識できる練習を繰り返し、遂に何も会話せずに姿を見られる様になった。


「がんばったね」


「課長、ありがとぉーー」


がっしり掴まれた手が痛い。


めでたし めでたし


ちなみに、ユーゾーくんは「僕完璧」、ゴーダさんは「俺失敗しない」 だから教育は不要らしい。


頼もしいね。


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