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梟と俺のミッション 〜想定外なんて言い訳にもならない〜  作者: ぽしょなれ


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32/99

032.監察・捜査支援課

一応試験は受けさせられた、ただ監視を付けないという約束で・・


インカムでユーゾー君に頼んでカンニングやり放題・・


当然合格。


年齢制限も何もかも無視だろうね・・


そんなわけで、組織に取り込まれたほうが安全だろうと言う事で『監察・捜査支援課』に人事異動になった。


といっても場所は元のまま、今のビルの3階だ。


そして班長ではなく課長らしい。室長とは同格となってしまった。


名前と職務が変わっただけで他はそのまま・・と思ったけど違った。


“課” となるには5名以上必要らしくて、2名の新規配属があった。


受け入れる代わりに監視カメラと盗聴器の撤廃を認めてもらった。


・・どうせ記録映像だし


配属された2名だけど

1名はベテラン刑事の 別輝 乱太(べつてる らんた)

もう1名は 新人 由佳(にいひと ゆか) 新人らしい。


面倒なことだ。 向こうもそう思っているだろうけど・・


どちらも面識はない。


「別輝 乱太です、組織に馴染めず干されていた所を拾っていただき助かりました」


適任だ


「ここは普通と違うから馴染めるといいね。

 服装も普段着でいい、敬語も不要、ランタさんでいいか?」


「はい、よろしくお願いします」


「わたしはぁ新人の 新人 由佳です、その、私も野鳥撮影が趣味なので御教授ねがいますです。

 なんか面白そうなので志願しましたぁ」


適任だ こういう軽いノリは好きだ。 一般的にはNGだけどね。


「部署としては野鳥撮影は関係ないからね、また今度探鳥にいきましよう。

 同じく、ユカさんでいいね?」


「はっはいー」


「こちらは、ユウキさん、ユーゾー君と、ゴーダさんだ、担当は・・ま、そのうちに。


 皆、小さなチームだ、仲良くやっていこう。

 俺はこれからカウンセリングに行かないといけないらしい。 

 発砲事件を経験した者は受けないといけないのだとか・・面倒だけどね」


怪我をした2名も受けるはずだけど、出合わないと良いな。


予定の時間になった、本部のカウンセリングルームに向かう。


・・


コンッ コンッ


「どうぞ」


「あ、はじめまして、私はカウンセラーの 宇和佐 広芽(うわさ ひろめ) といいます」


「はじめまして 猫山猫蔵です」


「あら、ネコが好きなのかしら」


「単なる名前です。 猫は飼っていますけど」 猫じゃなくて猫又で、ペットじゃなくて仲間だけどね


「今日は銃撃戦にあわれた方のためのカウンセリングなんですけど、

 ま、雑談と考えてもらって構いません、気楽にどうぞ」


「はい、問題有りません」


「問題有りませんって方はだいたい問題があるみたいなんですけど、

 その後、寝付けが悪いとか、フラッシュバックがあったりとかいった症状はありませんか?」


「全く無いですね」


演習場で散々経験しているからね、

次から次へと向かってくる弾丸をしっかりと認識しながらアイテムボックスに入れないといけない。

アイテムボックスがあり、結界もあるから当たらないとは思っても、周りでは土煙が上がり着弾音もすごい。この経験があったからこそ、警部の乱射にも冷静に対応できたんだ。

違いは、悪意があるか無いかだ。


「そういう方は珍しいですね、戦場の兵士でもありません」


「そうですか、撃たれたのは初めてですね」


「でもそういうのは危険なんですよ、自分は当たらないと思ってむちゃしたりして」


「映画じゃないからそんな事はしませんよ、・・映画には出たこと無いですけどね」


むちゃしちゃったけどね


フラッシュバックがあるとしたら熊に襲われたときだ、それを克服するためにたくさんの熊さんに犠牲になってもらった。10頭倒したぐらいから冷静に対応できるようになってきたんだったな。


それに何より今は頼りになる仲間がいる、師匠にタマリンに部下たち。


それからしばらく雑談して解放された。


あと何回か来ないといけないみたいだ。


何か上にそれとなく言いたいことがあればここに来て会話に織り込もう、カウンセラーに言えば上には伝わる。


直接言うと探り合いの会話になってしまうから嫌なんだよね。


一方的に言いたい時はカウンセリングって便利だね。

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