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梟と俺のミッション 〜想定外なんて言い訳にもならない〜  作者: ぽしょなれ


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30/99

030.事件現場

やっと着いた。いきなり事件現場に来いとか、怪しすぎる。


“ユーゾー君、カメラ映像届いてる?”


“問題無しです”


“室長の動きは?”


“ありません、ミステリー研究室への伝達も行われ、執務室で震えています”


“警部の情報を眼鏡端末に表示して”


ミッションなんちゃらみたいでかっこいいな。


なるほどなるぼと


「あのー、招集されて来た、ちょいと探偵社の者ですけど」


「聞いている、中へ」


中へは入れたね


「警部、来ました」


「よく来てくれた、ちょっと事件現場を見てほしくてな」


「なぜ私を呼ばれたのですかはて?」


「いやあ、仲間から優秀だときいてね」


嘘だ、そんな実績は無い。


「殺人現場ですか?」


「そうだが・・どうした?」


「そういうの見たくないんですけど、トラウマになるから」


「ひっとして君、事件関係者なのか?」


きたきた、


「いいえ、でも犯人わかっちゃいました。証拠は揃っている」


ユーゾー君優秀だね、


「何だと?」


「犯人の名前は 阿久土井 徹 52歳 、被害者の妻とは不倫関係にある、

 痴情のもつれで 被害者を殺害。

 更に犯人を仕立てようと・・・」


かちっ、銃を向けられた? 


「公務執行妨害及び凶器を持って襲いかかったため已む無く発砲・・」


ここまでは想定内


結界を展開して、銃口の延長線から逃げる


と、同時に発砲


バーン・・・・ンンン


部屋に銃声が響く・・ “銃声”って何で“声”なんだろ?


しまった結界をかすって少し跳弾して近くにいた捜査員に当たっちゃったよ。


失敗したと思ったか二発目・・それはまずいでしょ言い訳できなくなるよ


いきなり事実を突きつけて挑発しすぎたかな


バーン・・・ンンン


また失敗した結界にかすって跳弾、別の捜査員に当たった


なんか必死の形相になって三発目・・もう破れかぶれなの? 誰かとめてくれないの?


おっと今度は避けられた・・そのまま別の捜査員に当たったね


こういった銃撃でアイテムボックス盾を使うわけにはいかない、手の内は最低限しか見せないのがいいからね。 目立つ不思議能力はもっと絶望的なときにしか使わない。


ただ、弾丸が結界に跳弾した痕跡が残って、部屋のどこにも跳弾の跡が無いと怪しまれる・・困ったな


身体能力が向上していなければ危なかった、避けるタイミングはほぼ合っていたはずだ。


流石に仲間の捜査員が発砲を止め警部を取り押さえた。

いくらグルの捜査員とは言え被弾した者は可愛そうだったな。


「殺人未遂で現行犯逮捕する、共犯の捜査員も同じだ」


確か現行犯逮捕は誰でも出来るはずだ・・よね。


「・・いや殺人罪だ・・そいつはもう死んでいる」


違った俺が避けたことで被弾した捜査員の一人は死亡した様だ


「皆グルだな、でも全て別の場所で録画されている、諦めて自分に手錠をはめろ、

 鍵はこちらに」


まあ逃げはしないだろう。


えっと、110番通報通報しても駄目だよね・・どうしよう


室長に頼もう。プルルルル プルルルル


「あ、室長、全て終わりました、ミッションクリアです。

 現行犯逮捕はしましたけど・・

 それで後始末をお願いしたいんですが・・・

 そのー、一応警察関係の人たちなので俺では処理出来なくて」


「終わったの・・大丈夫・・怪我は?」


「俺は大丈夫です。 でもグルだった捜査員はとばっちりで3名ほど・・1名は死亡しました」


「わかったわ、上の者に相談します」


「警察関係者は信用できないので、俺、帰って良いですか?

 上層部はきっと隠蔽しようとしますよね。 そうなると俺もやばいので」


「そ、そうね」


「証拠映像は保険として俺達が管理します。 今のところマスコミには公表しませんので安心を」


証拠映像は、俺が持っているカメラのメモリーカードと、ユーゾー君の端末とクラウドサーバーにある。


メモリーをロックして再生してみる・・大丈夫、録画されている。


メモリーカードはアイテムボックスへ収納して、これで安心。


ダミーのカードをカメラに入れてっと。これでカメラを強奪されても大丈夫。


“ユーゾー君、セキュリティロック”


“もうやったよ”


“証拠映像のコピーを室長に渡しておいて”


“了解”


さて、念の為に書き置きをしておこう。


『殺人犯の警部とその仲間たち』っと・・これでいいかな?

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