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梟と俺のミッション 〜想定外なんて言い訳にもならない〜  作者: ぽしょなれ


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015.セカンドミッション

ここは良い職場だ、ミッションがなければ何もしなくて良いらしい。


今日はゴーダは仕事で来れないらしい。 仕事って・・・深く考えないでおこう


ユーゾー君は常にここに居る・・24時間体制?らしい・・引きこもり? なにやら忙しそうだ。


室長は普段はここに来ることは無い、


必然的に俺の話し相手はユウキさんになる。


「ねえ、班長は幽霊見えるんでしょ?」


「見ようと思えば見える・・かな、

 常に見えていたら嫌だからね」


「私はね実は幽霊見えないの・・会話できるだけなの」


「そうなの、それで?」


「結婚しよう」


「何でそうなる、俺はもう余命幾ばくもない年寄だぞ」


「えっすごく若く見えるぅ、お姉ちゃんが付き合えって、

 それに話も合いそうだし、だいたい幽霊と話していると気味悪がられてみんな逃げちゃうのよね。

 班長とだったら一緒に仕事もできるしね」


俺だって嫌だよ。

そうか十年ぐらい若返ったって言ってたな・・でもそれでもおじいちゃんに近い。


「それは、俺が役に立ちそうだから仲良くしておけって意味だろ・・多分」


「そうなの? ちょっと先走っちゃったぁ? 今度、店に来てくれる」


先走っても居ない・・姉の幽霊は無念を晴らし成仏してしまったようだ。 その真意はわからない。

店というのはユウキがやっている “占いの館ユウキ” の事だ、別に怪しい店ではない。


ま、ここで仲良く仕事ができるならそれに越したことは無い。


「ちょっとちょっと、抜け駆けはダメよ」


ちなみに抜け駆けでもない。 室長の登場だ。 という事はミッションか。


前回はたまたま俺が幽霊を確保していたのでミッションは楽だった。次はそうはいかない。


ゴーダも呼び出されたのかしばらくすると現れた。


「はい、室長、読んで」


ミッションシートだ、室長が読んでくれればいいのに。


「今回のミッションは、・・猫の捜索だ・・猫?」


「班長は猫探しが得意とききました」


いや、出来るけどね、


「なんで猫探しなの?」


「実は、潜入員が捕まりそうになり、確保した機密情報を入れたメモリーを猫に付けて逃がしたらしいの、

 潜入員はなんとか逃れたのだけれど・・・その猫が捕まらなくて」


「そうなると・・ゴーダさん頼みですね」


「俺は専門じゃないぜ」


「探すのは俺とユーゾー君がするので、ゴーダさんは捕まえる役」


「わたしはぁ?」


「インカムでゴーダさんとの連絡係をお願いします」


「猫の写真はこれか・・ユーゾー君、俺の指示で防犯カメラや監視カメラの映像を切り替えて」


「了解っと」


師匠にも協力をお願いする


『儂に任せろ』


・・・以前やったように師匠の力を借り認識域を広げて写真のイメージの猫を探索していく

近くであれば俺だけでもわかるが、その領域の外に居る様だ。


・・・みつけた


「丸里町の三角広場交差点付近の監視カメラ映像」


「映像出ました」


「おっおーーー、居た・・なんでわかったの?」


「プロですから」


「ゴーダさん確保に向かって、ユウキさんはインカムで指示を」


「おいっす」「はぁーい」『ホー』


「交差点東南位置の家の垣根を西に向かっている」


今回は自分で捕えなくて良いから引っ掻かれないで済む、楽な仕事だ。


防犯カメラや監視カメラの無いところも多い、そもそも猫の往来に対応した配置の監視カメラなど稀だ。

従って少し時間がかかってしまったが、俺が的確に指示を伝えていくことで猫を追い詰める事ができた。


半日ほどで無事に猫もメモリーも確保できた。


ミッションクリアだ。

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