110.Mission No.008(6)
「追加の犯罪者だ、前の奴らと同じ異能能力者だから、牢屋に入れといて」
あれぇ?、いつの間にかすごく頑丈そうな牢屋が出来ている。
ちょっと前に来たときには無かったよね
「この牢屋は?」
「申し訳ありません前回は未完成だったのですが、急いで仕上げました」
「と、言うことは以前から作り始めてたってこと?」
「はい、国王の言う通りに色々な場面を想定して必要なものを揃えていっています。
ボロ雑巾も沢山用意しております」
そうなの?
なにげに優秀だったりする。 脳筋だとばかり思っていた。
・・・・
そして日本に戻り警察本部へと向かう。・・・忙しいね。
ユーゾーによるとビーガン捜査官は実在するそうだ
本部長室に着くと、そこには本部長の外にビーガンとショージンが居た、龍玉はショージンが持っている。
「出頭しました本部長、ご要件は?」
「ビーガンが説明する」
「ネコヤマ カ? ワタシハ ナゼカ コノショージント ニホンニキテイル
ソシテ ショージンノキョウリョクヲエテ トウボウシャヲ ツイセキシテイタ
ソシテ オマエガ ショージンノジャマヲシテイル
マチガイナイカ?」
「そうですね、そう聞いています。 でもジャマはしていませんよ」
ひょっとして傀儡の術下にあったのが解けた事でややこしくなっている?
「スベテワタシノキオクニナイ ネコヤマ セツメイシテクレ」
なにそれ、傀儡状態になっているとその間の記憶がないのか・・・
「説明ならショージンが全て知っているはずですが・・」
ショージンを見るとちょっと居心地悪そうにしている。
ここに来てからビーガンの傀儡が解除されてしまったのだろう。出るに出られない状態?
「ナゼソウオモウ?」
「ショージンが黒幕だからです。
今、教会襲撃者のアジトを潰してきたところです、全てそいつに繋がります」
押さえていたオーラを一気に解放した・・
どさっー
ショージンは再び意識を失った。
とりあえずショージンを縛り上げて、ボロ雑巾を口に押し込んでから
「オオー、ナンテコトヲ」
「ショージンが話せないようなので俺が説明します・・と言っても俺の推測ですが」
これまで分かった彼等の事を話した・・・・
「デハ ソノ エクセレンター ガ スベテシクンダト ワタシヲ カイライニシテ・・・」
「エクセレンターとそこに依頼した者、だと思います、改めて調査してみて下さい。
それと出来れば追っていた逃亡者のことも調べ直して下さい・・彼も嵌められたと言っていました」
「ワカッタ サイチョウサ ヲ ヤクソクスル セワニナッタナ ネコヤマ ドノ」
「何か分かったら俺にも連絡くれますか?」
「モチロン」
とりあえず今回の出来事はこれで解決した。
モチロンこそっとダミー龍玉は回収しておいた。
俺がダミー龍玉を造らなければこんなことにはならなかったのかも知れないけど。
あの時は目くらましの意味があったから造っちゃったんだよね。
正直ここまでの事は想定できなかったな。 反省反省。
ショージンは連れて帰るそうだ。
さすがに彼の能力を使った時に激痛が走るはやめてあげた。 常時発動の能力みたいだから・・・
教会の者と話して開祖様と龍玉は安全確保のため、しばらく神龍神聖王国の教会に来てもらうことにした。
シャングリラン王国としては大歓迎である。 この事を伝えると、元国王の大司教は大興奮で受け入れの準備を始めた。
・・聖騎士たちも来たいの?・・仕方ないね。ま、開祖様も1人だけだと淋しいだろうし。
幹部たちは日本で仕事があるので来たがっていたが最初の日だけにしてもらった。




