104.神龍神聖王国(8)
ついでに、堀壁機を造ってみた。
これは深さ5メートル幅5メートルの穴を開けて同じく高さ5メートル幅5メートルの壁を作る物だ。
長さは設置位置を中心として1〜20メートルまで設定できる。
疑似生命体を使っている関係であまり大きくは出来ないがリンク機能があり、
設置した間隔が20メートル以内なら連続した堀壁になる。
堀壁を造った後、疑似生命体はその体で堀壁の表面を強化する部材となる
これはポータルを使わないので、核を作る材料さえ揃えばある程度の数は作れる。
100体作ってみた。
最大2キロの防壁を作ることが出来る。
正規軍?にデモンストレーションすると
この堀壁機の良いところは、堀壁機自体が疑似生命体なので能動的に動ける事だ、
持っていかなくても付いてきてくれるし、命令すれば設置位置まで走って行ってくれる。
それと疑似生命体自体による堀壁の強化が不要であれば、更に延長できることにある。
「素晴らしい・・・神だ」
気に入ってくれたようだ、良かった。
材料が色々と不足気味になってきた・・・師匠と採取に行こう。
そして熊狩と鉱山採掘の日々が続いた。
帰ってくると
「作っていただきたいものがあります」
「今度は何?」
「空からの攻撃に対処する物がほしいです」
そっか、地上戦だけじゃないよね
おそらく爆撃かヘリによる攻撃だろうな
また疑似生命体を作ることになりそうだ。
疑似生命体でドームに変形する物を作ってみた。
シールドみたいなものだ、移動する時はドームも一緒に走ってくれるのでシールドを張り直す必要はない。
ただし、大きさは直径20メートルまでだな。100人程度は入れるね
ドーム君だ。これは200体造った。
「素晴らしい・・・神だ」
気に入ってくれたようだ、良かった。
・・・また材料が・・・
そしてまた師匠と熊狩と鉱山採掘の日々が続いた。
正規軍よりも疑似生命体の数のほうが多くなったね・・・いいのかな? という疑問は捨てる事にした。
ほかにも造った
如意棒君だ。
もちろんただ伸びるだけだ。
これを地面に置いて・・・伸びろっていうと・・・伸びて上を飛んでいるヘリに突き刺さる
基本は疑似生命体なので強靭であり、並の金属・サファイヤガラスなどは突き破る
もちろん伸びるだけの機能だから横向きで使ってもいいし、普通に棒として使っても良い
杖術でも習おうかなぁ
これは正規軍の標準装備にしよう
セキュリティロックをかけて本人のみ使用可能にした。 各人専用だから愛着も湧くだろう。
支給した翌日から杖術の訓練を始めたので俺も参加することにした。
えっと、一度も勝てなかった・・・みんな強いな・・・弱くっちゃ困るか。
みんな使いこなしていくと別の形にも変化させられる様になってきた。
盾にしたり、剣にしたり、槍にしたり・・・器用だな。
疑似生命体が使用者の意図を汲んでくれる様になったのだ。
・・・・勝手に成長している
なんか悔しいな
でも頼もしい。
なんかとんでもない軍を作ってしまった気がしてきた。
うん、気の所為だ。
きっとそうに違いない。
でもこれで安心して防衛を任せられる・・・
その他色々な産業が生まれ始めている、国民にやる気が芽生えだしたようだ。
良い循環になってくれるといいな。
日本と何度か行き来しているが、来るたびに少しづつ変化している様を感じ取ることが出来る。
元国王の大司祭も国民をまとめるのに役に立っているようだ。精神面でのフォローは得意みたいだ。
この前あったときには、これは天職ですと言っていた。 転職で天職に巡り会えるなんてラッキーだね。




