消えた目撃者

作者：天川裕司

初めまして、天川裕司です。

ここではシリーズでやってます『夢時代』と『思記』の原稿を投稿して居ります。

また、YouTubeドラマ用に仕上げたシナリオ等も別枠で投稿して行きます。

どうぞよろしくお願い致します。

少しでも楽しんで頂き、読んだ方の心の糧になれば幸いです。

サクッと読める幻想小説です(^^♪

お暇な時にでもぜひどうぞ♬

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無課金でやっておりますので、これで精一杯…と言うところもあり、

お見苦しい点はすみません。なので音声も無しです（BGMのみ）。

基本的に【ライトノベル感覚のイメージストーリー】です。

創造力・空想力・独創力を思いっきり働かせて見て頂けると嬉しいです(^^♪

出来れば心の声で聴いて頂けると幸いです♬

でもこの条件から出来るだけ面白く工夫してみようと思ってますので、

どうぞよろしくお願いします(^^♪

タイトル：消えた目撃者

「こ、これって…！！う、うわぁあぁ！！」

俺は殺人現場を目撃してしまった。

血みどろになった男が

山奥深くの茂みに倒れて居る。

それに俺は

殺害現場そのものを目撃したのだ！

犯人は別に覆面をしておらず、

中肉中背のサラリーマン風の男。

顔もはっきり覚えて居る。

茂みに隠れていたから、

犯人はどうも俺には

気づかなかったらしい。

これがあの犯人にとっては命取りだ。

凶器もわかって居る。

エッジの鋭いサバイバルナイフだ。

靴跡も残されて居たが、

その大半を自分で消して行ったあの犯人。

俺の様な目撃者が居れば、

犯人の特定は早い。

それにあの犯人は、本当に間抜けだ。

被害者と揉み合いになった時

財布を落とし、急いで拾い上げたが

そのとき免許証を落として居たw

その免許証が茂みに隠れて見つけられず、

しかも落としたこと自体に

気づいてなかったらしく、

犯人はそのままその場を去って行った。

俺はそいつの免許証を

茂みの中から拾い上げ、

それを持って警察に。

でもそこからが、

信じられないほど愚かな展開…

いや、訳のわからない

展開と結末になったのだ。

（警察署）

「だからなんで信じてくれないんですか？！これなんですよ！これが犯人の落として行った免許証なんだ！！」

そう言っても警察は、

警察1「うんうん！分かった！分かったからそこどいて！！」

警察2「警部！害者の身元が割れそうです！」

警察1「本当か！すぐ行く！」

警察2「それと犯人なんですが、まだ足取りが…」

警察1「ふむ、まぁそれもこれから追々わかって行くだろう！とにかく物的証拠から犯人を挙げて行くんだ！」

「いやだから！その犯人の身元がここに！！」

あの時、犯人が茂みの中に

落として行ったその免許証を

幾ら警察の前に提示しても、

警察の人たちはそれに見向きもせず、

ただわらわら急いで居る様な

素振りを見せて、

そのまま慌ただしく出かけて行った。

「……一体どうなってんだよ…これ」

その免許証を誰に見せても

みんな同じ反応。

そしてさらに信じられないことに…

「あれ？！…免許証は？…どこ行った？！」

さっきまで、本当にちゃんと

右手に持っていたはずのその免許証が

知らないうちに消えていた。

でも、犯人のあの顔の記憶だけは、

俺の脳裏にちゃんと残って居る！

しかしあの現場でちゃんと目撃し、

拾い集めた物的証拠は

それからどんどん消えて行ったのだ。

誰かが消して行った？

…そうとしか思えない現実が

俺の身の周りで起き始めて居た。

「おかしい…絶対おかしいよこれ！」

「あの犯人…現場にまた戻ってきて、あの証拠たちをどんどん隠滅してるんじゃないのか！？」

当然そう思ったのだが、

でも妙に変だ。

何か妙な展開だ。

あの現場は既に警察が包囲して居る。

その中を、

犯人がノコノコやってきて、

証拠を消す事なんて出来るだろうか。

いやそれより先に、

警察がなんでその証拠を

見つけられないのか！？

あれほど残っているんだ。

天下の警察が

それを見つけられないと言う方が、

遥かにおかしな事だろう！

でも本当にその証拠を

挙げられないで居る警察。

それが現実を共に

はっきりわかってきた。

そして俺にもなんとなく

その真相がわかってきたんだ。

「…多分証拠が、勝手にどんどん消えて行ってるんだ…」

そうとしか考えられないこの現実だった。

害者の身元が掲載された。

「俺……？」

警察は今日も犯人を追って居る。

「俺の言う事を聞けええ！犯人を特定する手掛かりは、ここに幾らでもあるんだぁ！！」

「あの時の殺人事件」とは一体…。

動画はこちら(^^♪

https://www.youtube.com/watch?v=4-mGZnJ9DaE

少しでも楽しんで頂き、読んだ方の心の糧になれば幸いです。

サクッと読める幻想小説です(^^♪

お暇な時にでもぜひどうぞ♬