ダンジョンに潜る⑤
文章力が無いので、もしかしたら読み辛い部分もあるかも知れません。また「紀州弁」を意識して書いたので見苦しい所もあるとは思いますがご了承ください。あえて主観「紀州弁」を設定しました。
••✼••【⑤】••✼••
『微笑むゴブリン』
ゴブリンは、相変わらず尻もちをついたまんまで頭を抱えてワタワタしている。
仁美達は、ゴブリンにそっと近付く。
「ギィッ! キィィィッ・・・(汗)」
「ごめんごめん! 私らはアンタを傷つけたりせんから!」
「ごめんな? 俺らは、お前と戦う意思はないからな?」
「ふふふ 大丈夫ですよ? そんなに怖がらないで?」
「・・・ギィ?」
仁美が、怖がって震えるゴブリンの頭を優しく撫でてあげると、ゴブリンはホッとした様子でニッコリと微笑み、何かを仁美に向かって差し出した!
「キィッ!・・・」
「ん? コレは?」
「仁美さん! それ、『虹のキノコ』じゃないですか!」
「わあっ! ホンマや! 日本にもあるんやねえ?」
「虹のキノコ? 確か、妖精の大好物って・・・
あっ! お、おい!?」
タッタッタッ!・・・
「「・・・」」
ゴブリンは、仁美に虹のキノコを手渡すと、壁に向かって走り出し、なんと壁の中へ溶け込むように消えてしまった!
「ナンジャありゃ?」
「消えましたね・・・なんとも、不思議な」
仁美と和美は、『虹のキノコ』を手に入れた!
あなたは、どうしますか?
そのまま先へ進むなら⑱へ進む。
ゴブリンの消えた壁を調べてみるなら⑲へ進む。