ダンジョンに潜る②
文章力が無いので、もしかしたら読み辛い部分もあるかも知れません。また「紀州弁」を意識して書いたので見苦しい所もあるとは思いますがご了承ください。あえて主観「紀州弁」を設定しました。
••✼••【②】••✼••
『王子ゴーレムと別れる』
仁美達は、王子ゴーレムと別れ、またダンジョンを進み始める。
「なんか疲れたな・・・(汗)」
「そうですね・・・(汗)」
「あのまま王子様に捕まっていたら、私らお婆ちゃんになってたかも?」
「「ぷわはははははははっ!!」」
「・・・ぷっ♪」
「ホンマ、そうかもなあ!」
「やめてくださいよ! お婆ちゃんになるまでゴーレム王子とトランプって、死んでも嫌ですからっ(汗)」
「俺かて、嫌じゃよお(汗)」
「でも、あの王子様、別れ際は寂しそうでしたね」
「「う、うん・・・」」
なんだか、しんみりしてしまった。
考えてみれば、1000年近くも彼は一人ぼっち。
寂しかっただろうな・・・
なんて考えると、ちょっと王子ゴーレムが可哀想に思えた。
たまに、遊びに行ってやってもいいかも?
なんて思ったが・・・
「なんか可哀想やから、たまには会いに行っちゃっても、ええかも?」
「正気ですか?!」
「ひゃえっ?!」
「アホな事を言わんとってください!!」
「アホなって、ちょっ、何い?!」
「アイツの我儘のせいで、僕達がどれほど迷惑を受けたか!」
「お、おお・・・(汗)」
「そうですよ!! 冗談じゃないですよ!
もう二度と会いたくない相手ですよ!!」
「そ、そうか・・・(汗)」
仁美が、王子ゴーレムが可哀想だから会いに行くなんて言ったからか、突然仁美とマコは怒り出した!
確かに奴には大迷惑を被ったけど、そこまで言わなくても(汗)
「ほら! アイツのせいで丸1日時間を潰されてしまったんだから、さっさとココから出ますよ!」
「はいはあい! いくよ! いくからあ!」
仁美は、和美に手を引かれて歩き出す。
何も無い部屋で安全を確認すると、マコはチョーカーを起動する。
シュパァン!
・・・・・・・・・
・・・・・・
・・・
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