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「久々の地上だというのに・・・人間どもの悲鳴が鬱陶しいな、全く。我の気分を悪くさせるでない・・・準備運動がてら、皆殺しにするか。準備運動くらいにはなれば良いが」
我は久々の地上に気分が上がっていた。
500年前は忍とかいう訳の分からない連中どもに油断していたところ、隙をつかれてあっちの世界に戻されてしまったが、今回は油断などしない。
今回は人間全員皆殺しにしてやろう。
手始めにこの建物にいる鬱陶しい人間を皆殺しにするか。
「人間は五月蠅くて鬱陶しいから嫌いだ、だから皆殺しにする。あぁ楽しみだ、楽しみでしょうがない」
「五月蠅くて鬱陶しいってのには同意だけど、流石に皆殺しは見過ごせないな~この学校には僕の唯一の友達がいるんだ。久々の地上で気分が上がってるところ申し訳ないけど、殺すね」
なんだ??
この人間は・・・
話しかけられるまで我がこの人間の存在に気が付かなっただと・・・
完全に存在を消すとか、そういう類の異能だろうか?
まぁこいつの異能については今はどうでも良い・・
問題はそこじゃない。
「おい、人間。お前、いまなんて言った??」
「ん??聞こえなかったの??お前を殺すって言ったんだよ」
「人間よ・・・笑わせるでない・・・我を殺すなど、人間のお前ができる訳ないであろう・・・まぁいい。遅かれ早かれお前は死ぬ定めだ、死ね、人間」
そう俺に言い放ち、目の前の怪異はレーザービームみたいな何かを俺に飛ばしてきた。
怪異ってやつは理性や知性があってもやっぱり馬鹿だな。
自分が最強だと思ってる奴ほど愚かな奴はいない
なんたって、お前らは作られた側なのだから、人間だってそうだ。
お前らも作られた側なのだ。
作られた側が、作った側に勝てる訳がないだろう・・・
「憑りつけ:天照大御神 目の前の敵を焼き尽くせ」
俺がそう呟くと、怪異が放ったレーザービームみたいな何かはジュっと音をたてて跡形もなく消え去った。
「な?!・・・おい人間、お前何をした?我の雷電撃をどうやって消した???」
あ、あれ雷電撃っていうのか。
ちょっとかっこいいな。
「どうやって消したか??見てわからないのか??焼き尽くしたんだよ。お前中々有名そうだし、殺す前に名前ぐらいは聞いといてやるよ。死ぬ前に神に名前を知ってもらえるなんて、光栄だろ??」
「神だと????ふざけるでない。神などいるはずないだろ!食らい尽くせ 雷虎 」
お、新しい技か。
虎の形をした雷か・・・
なんかこいつの技いちいちかっこいいな・・・
厨二心をくすぐられるぜ・・
「だが弱い・・・神がいないだって?実際に目の間にいるじゃないか。いいか、後10秒だ、10秒以内に名乗れ」
「な・・な、なんなのだ?!この人間は!!! わ、わ、我が人間なんかに負けるはずがない・・負けるはずがないのだ!!!」
「うっせぇなぁ・・・だから神だって言ってんだろ・・・まぁ異能を解けばただの人間だけどね。だけど異能を使ってる間は正真正銘、俺は神様だよ。てか、もう10秒経ったから、お前殺すね??」
「は??何言ってんだ??異能を使ったら神になる?夢でも見てるのかこいつは!」
「残念ながら見てません。もう死ねよ。炎虎」
俺がそう言うと、小さい小虎ほどの、炎でできた虎が現れた。
そうです、こいつの真似しました。
やっぱり虎ってかっこいいしね!
「こんな小さい炎でなにができるというのだ??すこし焦ったじゃないか」
怪異が安堵の表情を見せた瞬間、炎でできた虎が突然大きくなり、怪異を一気に焼き尽くした。
「久々に異能使っちゃったなー、ま、いっか。そういえば靖人は大丈夫かな?ま、大丈夫か。こいつ以外に強そうなやつの気配ないし」
俺は早歩きで靖人がいる教室へと向かった。
この怪異は電気を操る怪異でぬえっていう名前の結構有名な日本の妖怪です。
ランクはssです




