【なろう】上位1%の壁はどこにある【分析】
みなさんこんにちわ。
どう?PDCA回してる?マイルストーン立ててる?
今回、なろう小説のポイント分布から書籍化のボーダーと言われる10000ポイントってどの辺にあるものなのかという点について語ってみたいと思います。
最終的には「この辺を目指すといいんじゃないかな?知らんけど」を提示する予定です。
まずこちらをご覧ください。
なろう小説全連載におけるポイント分布です。
10000p以上の割合はおよそ1%。
多いか少ないかはひとまず置いておきましょう。
上位1%に入れれば書籍化の目がある。
そう考える事ができると仮定します。
ついでに上位30%にも印をつけました。
20pあれば上位30%に入るようです。
意外と簡単?
逆に30%では意味がない?
さて、上位1%と書きましたが、これは全連載です。
例えば何かしらのコンクールとなると対象が変わってきます。
コンクールはレギュレーションによりますがだいたい10万字が必要で、応募作品は10万字を目指して執筆されているはずです。
「10万字未満の連載中で更新が止まっていない」作品の上位1%がどのあたりか確認してみましょう。
上位1%を見ると3500pあたりがボーダーです。
10万字時点で3500pあれば、最終的に10000pを超えられると予想できます。
上位30%のボーダーが20pで全連載でのデータと変わらないのは面白いですね。
さらに近いポイントで予測することはできないでしょうか。
5万字未満でのデータも見てみましょう。
「5万字未満の連載中で更新が止まっていない」作品のデータです。
上位1%は1000p前後。
5万字で1000p、有名作家であれば余裕の数字でしょう。
しかし駆け出し作家には高い高い壁です。
5万字で1000pに届かなかった作品は投げ捨てた方がいいのでしょうか?
いいえ、諦めてはいけません。
ここに別のデータを用意しました。
コンクール応募作は10万字周辺に多いはず、という前提でのデータです。
つまり応募に及ばない短めの連載を省いた数字になります。
「9万文字以上11万文字未満の連載中で更新が止まっていない」作品のデータです。
上位1%ともなると25000pが必要です。そんなにポイント持ってる作品がある事も驚きです。
すごいですね。神様でしょうか。
逆に書籍化に必要といわれる10000pはどれぐらいかというと、上位2%弱がボーダーになりました。ちょっとだけボーダーが下がりましたね。
逆に言えば上位2%であれば10万字あたりで10000pを狙える可能性があるということです。
これを踏まえて先ほどの「5万字未満の連載中で更新が止まっていない」作品のデータを見てみましょう。
ボーダーが下がったため、375pで上位2%弱の範囲に入りました。
5万字時点で375pあれば10万字時点で10000pが狙えるということです!
375p!375pですよ!
がんばればなんとかなりそうな気がしませんか?
「でもそのためにはアクセスが」
「内容分析の方が大事では」
そんな意見もわかりますし否定はしません。
ですが、アクセス解析と対策は正解が見えづらく、結果につながらない事もあります。
見るべきもの、考えるべきこと、実行すべきことが多く、ガチでやると労力がハンパないです。SEO(アクセス対策)だけで会社が食える仕事なのですから。
可能であれば別の人にやってもらうべきです。
アクセス対策に労力を割くのであれば作品をいいものにしてほしい。
ですが、時には作品に見切りをつける事も必要。
そのためのマイルストーンを提示したいと思います。
5万字で375p。
ひとまずここを目指して突っ走ってみませんか。
作家の時間と情熱と体力は作品のために。
そう願ってやみません。
ご清聴ありがとうございました。
データは実際のものですが、おわかりの通り、理論はでっち上げです。
特に後半。5万字375pだからと言って10万字で10000pに届くのは厳しいはずです。
ただ、希望を持てる数字ではあります。
諦めず、情熱を作品に注いでほしい。
そして自分もそうしたいと思っています。
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エッセイの日間ランキングと週間ランキングに入っていたようです。ありがとうございます。