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いつのまにやら聖母様  作者: 芍薬百合子ぼたん鍋
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わたしの戦闘能力について、これ以上は何も無さそうなので、夕飯にはまだ早いけど戻ることにした。


「ウサギ。」


その帰り道で、なんとウサギに遭遇。


いつも通りフェルくんが見つけて、シルバくんが弓で倒したあとは、その場でパッカーンすることが暗黙の了解となっていたのでわたしは少し離れた場所に穴を掘ることにした。


パッカーンはちょっと無理。今は見学することすらできない。


ここで早速投石で戦闘に参加してみたのだが、戦果は聞かないでほしい…


ただ言えることは、魔法と共に要練習だということだけです。


ウサギに遭遇したあとは何事もなく無事町に到着。

そのままゼロスさんの家に向かう。


「今日はありがとうございました。ご一緒できて楽しかったです。」


レオーネさんとは家の前でお別れだ。

修行にお付き合いいただき、こちらこそ感謝しかございません。

なんてったって、ほぼわたしの戦闘能力テストだったから、せっかく来てもらったのになんだか本当に申し訳ない。


家の中に入るとレイアさんが迎えてくれた。


「あら、おかえりなさい。ご飯はこれから準備するから少し待っててちょうだいね。」


それなら、いつも美味しいご飯を作っていただいるお礼もかねて、わたしたちで準備させてもらえませんか。ウサギも手に入ったことですし、腕をふるわせていただきます!


シルバくんとフェルくんが


「ふふふ。じゃ、お言葉に甘えちゃおうかしら。」


お任せください!

わたしは思ったより早く巡ってきたお料理リベンジのチャンスに意気込んだ。


「では、ユウリ様はこちらの材料を切っていただけますか。」


あい、わかった!

今度こそ均等に、そしてバラバラにしてやるんだから。


トントンゴト、トントンザク…


ゼ「美味しい料理をありがとう。」

レ「本当にとっても、美味しかったわ。」


出来上がった料理は喜んでもらえたようだ。


2人とも本当に料理が上手なんです!

相変わらずわたしの切った具材の大きさはまちまちだったけど、繋がってるものはなかったからちょっとは成長した、はず…


だからお願いします。

皆で子どもの成長を見守る親みたいな目でこっちを見ないで。


料理はちょっとアレだったけど、後片付けでは大活躍しました。(主にクリーンさんが)


片づけのあとはお風呂タイム。

今日も今日とてお休み3秒決めさせていただきました。





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