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4:生徒会庶務、扇歌

 二階の図書室に向かう途中、階段の踊り場で僕は立ち止まった。

 踊り場にかかった、大きな時計付きの姿見。

 十数年前の卒業生からの寄贈品に映る、怒っているのか泣きたいのかよくわからない顔をしている奴を、睨みつけた。




 * * *




 やたらと前髪が長いから、カチューシャで髪を上げている。寒がりだから校則が緩いのを良い事に、学校指定のではないロングカーディガンを着ている。

 ……ズボンを履いてても女生徒に間違われる訳なんて、ずっと前からわかってる。その要因に何度目かの溜息。


 白いロングカーデは、特に飾りも何もないシンプルなデザインだけど、合わせが右前。女物だ。

 そしてカチューシャには、小さな白い花の飾りが端の方の隠せない位置にいくつかついている。


 女に間違えられるのが心底嫌で、副会長の懇願も断固拒否してるくせに、こんな恰好が標準装備なのは我ながら単純すぎることに、これら二つは会長がくれたものだから。


 制服だけじゃ肌寒くてよく震えていた僕に、自分が着てたカーディガンを突然、それが当たり前のように僕に着せた。


「私より似合うな。あげるよ、それ」

 さらっとそんなことを言って、本当に僕が何度返そうとしても受け取らなかった。


 美容院にも床屋にも行けないから、髪は自分で切るしかなかった。前髪は失敗が怖かったし、人と目を合わせるのが怖かったから、長い方が好都合だった。

 なのに、あの人は遠慮なんか一切なしで僕の髪を掻き揚げて、言ったんだ。


「隠すな! もったいない! 愛でにくい!!」

 こっちが呆気を取られて固まっているのを良い事に、やっぱり自分がつけてたカチューシャを突然、当たり前のように僕に装着して、それから笑った。

 楽しそうに、嬉しそうに、幸せそうに笑って、あの人はいきなり僕を抱きしめた。


「何だこれ!? 可愛すぎる!! 天使か!」

 咄嗟に引き離して、自分の性別を自覚しろと叫んだのは、いい思い出なのか黒歴史なのかは微妙な所。

 ただ、恥ずかしい本音が飛び出さなかったところだけは救い。

 僕を天使と言ったあの人に、言われた瞬間思ったことはただ一つ。


「こっちのセリフだ」


 僕にとってあの人は、破天荒で、めちゃくちゃで、何考えているか全くわからない人だけど、いつだって間違いなく天使であり、女神。

 神が人を造るのなら、間違いなく僕の神様は会長だ。

 だって今の僕は、ほとんどあの人がくれたもので構成されている。


 名前。居場所。服装。好きな本とかゲームとか音楽とか、そういうものだって会長が勧めて、教えて、貸してくれたり一緒に見てくれたりしなければ、何一つとして持っていないし、知らなかった。

 何にもなかった僕に、全てをくれた人。


 ……会長が僕を独占してるなんて、笑わせる。

 僕が勝手に、好きで自分から独占されてるんだ。会長のものになりたがってるんだ。


 僕の好きにしたらいい、僕が好きなように、自由に生きろと選択肢を広げてくれた人なのに、弱くてバカな僕は会長から離れられない。

 今で十分、会長がくれたものだけで構成されてるというのに、僕にはまだ足りない。もっともっと、会長に僕を作り変えて欲しい。


 僕の中に流れる血を全て抜き取って、別人の血に入れ替えて欲しいと望んでる。


 この、母親にも母親の親類縁者にも全く似ていない顔を、ぐちゃぐちゃに潰して初めから作り変えて欲しいと願ってる。


 ……あぁ。違う。

 この猟奇的な願望は、会長は関係ない。こんな気持ち悪いものを会長に押し付けたら駄目だ。駄目なんだ。


 あの人に、僕の血なんて触れさせてはいけない。

 あの人を、汚したくない。


 ……だから、誰でもいいから、悪魔でも魔物でも何でもいいから、僕を初めから作り変えて。

 僕の父親の血を抜き取って、父方譲りと思えるこの顔を作り変えて。


 ――――強姦魔の血なんて、消し去って。




 * * *




 鏡に映る自分の姿、自分の顔が見ていられず、その場に膝をつく。

 春とはいえ、階段の踊り場なんてろくに陽も当たらないから寒い。けれど今、体が震えるのは寒さのせいじゃない。


 僕の心が、自分の体を、自分の血を拒絶している。


 僕は、自分の容姿が嫌いだ。

 それは女顔であることも大きな理由の一つだけど、きっと母親似ならここまで嫌がりはしなかった。鏡を見ていられなくなるほど、自分の顔に嫌悪や拒絶という感情を懐きはしなかったはず。


 女顔だから母親に似ているとよく思われるけど、僕と母は似ていない。

 写真でしか見たことがない、僕が生まれる前から僕のせいで入院している実母は、綺麗な人だったけど、どう見ても僕に似ていなかった。


 僕はおそらく、父親か父方の親類似なんだろう。

 確信はない。

 だって、知らないから。

 父親の顔も、名前も、歳も、今どこで何をしているかさえも。

 母親だって、知らないはず。知りたくもないだろう。自分を暴行した犯罪者のことなんて、何一つ。


 僕だって知りたくない。知りたくないけど、知りたくなかったけど、聞かされた。

 母の父。祖父にあたる人に、僕の歳から考えると普通なら若すぎる祖父に、幼いころから呪詛として聞かされた。


 高校生の母が、部活帰りに誘拐されて、暴行された。

 そのせいで母は正気を失い、一生出てこれない病院の住人になった。


 僕なんてもちろん殺してやりたかった。

 でも祖母の父が、祖父にとっての義父が罪のない子供を殺すなんて許さないと言ったから、入り婿で義父の援助で大学の付属医院から開業医に独立できた祖父は逆らえなかった。


 義父が堕胎を止めたのは、言葉通りなんかじゃない。人に良い恰好をしたり、正論で説教してふんぞり返るのが好きな男だからそうしただけ。

 ただの自己満足で、孫娘はもちろんお前の事なんか何一つとして考えてなんかいない。

 その証拠に、まだしぶとく生きてるくせにお前に顔を見せたことがないだろう。


 いつもそう、言われてた。歳がまだ片手の指で足りる頃から、ほとんど意味が分からなかったけど、自分が生まれてきてはいけなかった事だけは理解してしまった。


 祖母は、僕に触れない。触れたことがない。

 比喩表現や誇張じゃなくて、少なくとも僕の記憶上、僕に触れたことは一度もない。

 僕が何かに触ったら、祖母は汚物を見るような形相で除菌スプレーを振りかける。何度も何度も、色物なら変色してしまうまで、本でもインクが滲んで読めなくなるまで振りかけて、それからようやく指先で抓んで捨てるんだ。


 一番古い記憶はおそらく僕が二歳か三歳の頃。泣きながら祖母に近寄ったら、祖母が僕の方を見もせずに除菌スプレーを投げつけて、僕にぶつけたこと。


 ……僕は一体どうやって、ここまで育ったんだか。自嘲ではなく、素で疑問。

 不思議だけど、誰にも聞けない。聞いたって、誰も答えてくれない。

 いや、答えてはくれる。どうやって育ったかではなく、「死ねばよかったのに」という呪詛だけど。


……そんなの、自分でもそう思うよ。


 高校に行けたのは、僕が生まれたのと同じく曾祖父の見栄と気まぐれ。

 家に文字通り居場所がないから、学校や図書館に限界まで居残って勉強してたから、成績自体は良い方だったけど、一秒でも早く僕を追い出したいあの人たちが進学を許してくれるわけがなかったし、僕も別に進学したいわけじゃなかった。


 でも、曾祖父が僕の成績に目をつけて自慢の材料になると思ったのか、学費は出すから校区内で一番の進学校であったこの水華鳥(みずかとり)高校に受験させろと言ってきた。


 相も変わらず曾祖父に頭の上がらない祖父母は、いつもは破り捨てていた進路希望書に水華鳥高校の名前を書いて、受験票をもらって、僕を受験させた。

 当然、僕の意見は初めから一切聞かれることはなかったし、僕自身にも意思も希望もなかった。ただ、流されるまま流れてた結果、祖父母からしたら忌々しいことに合格してしまい、今に至っただけ。


 ……合格した時は、申し訳ないと思った。

 追い出せるチャンスだったのに、せめて寮とかがある学校なら良かったのに、曾祖父は「進学校」というブランドしか興味がなかったせいで、そういう制度のない水華鳥しか受験を許してくれなかった。

 そのせいで僕の面倒を見る期間が延長された、嫌でも視界に納めなければいけない祖父母に同情し、今でも申し訳ないと思っている。


 僕は、祖父や祖母を嫌うことも憎むことも出来ていない。

「家」や「家族」という形では憎めるけど、祖父と祖母という独立した形では憎めない。

 あの人たちは、自分たちの一番大切な宝物である一人娘が、女性として一番残酷な形で壊されて、今でも壊され続けている被害者で、僕は壊した加害者の痕跡で、今でも自分たちを苦しめる加害者本人でもあるから。


 でも、曾祖父は会ったこともなく、祖父から僕に対してと同じくらいの呪詛を聞き続けたからか、心の底から嫌いだった。

 生かされた恩義なんてなく、むしろ何故殺してくれなかったという恨み言だけが、曾祖父に対する僕の感情の全て。


 胎児に痛覚や感情がないとは思わない。思わないけど、今を生きる僕は思ってしまう。

 生まれて来る前に、この世のことを何もかも知らないままでぐちゃぐちゃのミンチにして殺してくれた方がきっと、痛みも苦しみも楽だったと、ミンチになったこともないくせに思っていた。


 ……けど今は、一つだけ感謝している。

 今でも恨んでる。嫌ってる。憎んでる。

 けれど現金な僕は一つだけ、良い学歴をもったひ孫というアクセサリー欲しさで進学を許した、水華鳥高校に行けと言った、学費を出してくれている曾祖父に感謝する。


 会長に出会えたこと。

 それだけは、素直に感謝しよう。




 * * *




「……会長」

 会長を思い出すと、止まらなかった体の震えがマシになる。

 それでもまだ指先がしびれたような感覚で、さっきから少しだけど頭痛もする。

 あぁ。これは本格的にヤバい。嫌なことを思い出しすぎて、バッドトリップしてるな。


 会長に会いたい。

 僕はその一心で、鏡を見ないようにして立ち上がり、階段を這うように上がる。

 会長に会いたい。会長の声が聴きたい。会長が、僕の悩みや嫌な思い出を、何と言って切り捨てるかを知りたい。

 一人では生きていけない、会長に依存しきってしまっている僕は、病人のように胸を押さえて、引きずるような足取りで階段を上がる。


 ……自分の依存心が嫌になる。これじゃダメだとわかってるくせに、辛くなったらすぐ会長頼り。

 最低だ。


 わかってる。わかってるよ。

 今のままじゃいけないこと。会長に頼ってばっかりじゃ、ダメなことくらいわかってる。

 でも、ダメなんだ。

 僕は会長に頼って縋って生きて生きたくないのに、会長の迷惑に、あの人の重荷なんかになりたくないのに、でも嫌なんだ。


 強くなりたいのに、なりたくない。


「だぁれの手も借りないで、一人で生きていけるあの人が、……貴方のことなんて必要としない会長が好きなのね」


 昏い瞳の言葉が蘇る。

 彼女の言葉は、認めたくない、目を逸らしていたい、それなのに逃げられない残酷な真理。


 強くなりたい。なりたいよ、会長。

 僕は貴女のように、貴女以上に、貴女を守れるくらいに強くなりたい。


 でも、貴女は十分に強い。僕が今まで見た中で、きっとこの先見て来る人の中で誰よりも一番、強くて、何でもできる人。

 一人で全部が事足りる人。

 だからこそ、怖い。

 強くなりたくないと思ってしまう。


 弱くて何も持っていなかった僕だからこそ、あの人は僕を見つけて、手を差し伸べて、たくさんのものをくれて、助けてくれた。

 そんな僕が強くなったら、自分くらい自分で守れるようになったら、……もう会長は僕の傍にいてくれない気がする。

 一足飛びにあの人よりも、あの人を守れるくらい強くなれるわけがない。

 きっとその期間を、あの人は待ってくれない。


 僕よりも強い人は、僕がいなくても何でもできるのだから、僕を助ける必要がなくなったら、僕の助けなんて待たずにきっとどこかに行ってしまう。


 ……僕にはあの人が必要不可欠だけど、あの人に僕は必要なんてない。

 そんな当たり前な事実を改めて思い知らされ、視界が涙で滲む。


「……泣くな、バカ。……会長に、心配をかけるだろ」

 図書室の扉の前で、僕は弱くて情けない自分に言い聞かす。

 拳で目に溜まった涙を拭い、両手で思いっきり頬を叩く。痛いくらいに叩いてみて、少しは気持ちが切り替わる。


 大丈夫。まだ、指先がしびれるような感覚とかすかな頭痛が続いているけど、会長の顔を見て泣きついてしまいそうな程、情緒不安定ではないはず。

 念のため、さらに心が落ち着くようにと深呼吸を数回繰り返してから、僕は図書室のドアをノックした。


「会長。会長、いますか? 扇歌です」




 * * *




 図書室から返事はない。

 本に光は日焼けの原因になってあまりよくないから、図書室の窓には暗幕がかかっているし、出入り口にも遮光カーテンがあるので、外からは電燈がついているのかすらわからない。


「会長? かーいーちょー! いないんですかー?」

 もう一回ノックをして声のボリュームも上げて尋ねるけど、返事はない。

 ……もしかして、僕、騙された?


 さっきまでとは違う要因で頭痛を感じながらいきなり外上愛名を疑ってみたけど、それは完全に冤罪だった。


 扉に手を掛けると、するりと開く。

 カーテンをくぐり中に入ると電燈はつけられており、読書机の上には新入生の教科書が五教科副教科分セットにして、十クラス分作られている。


 うちの高校、入学式前に制服採寸とかで学校に来る機会はあるけど、教科書は何故か入学式まで渡さない。入学式とクラスごとのLHRが終わったら、各自で図書室に置いてある教科書を持って帰れというスタンスだ。

 去年、僕の時はそれぞれの教科別に教科書がどーんと置いてあっただけで、間違って同じ教科書を二冊持って行っちゃう人、逆にどれかを忘れて持って帰らなかった人が続出して、面倒だからって新入生に丸投げなこのやり方は酷いなと思っていたけど、そっか、やっぱり会長も思ってたんだ。


 教科書は一人一人の分をセットにして、ビニール紐でまとめられていた。

 これなら、間違えて余分に持って行く人も、持って行き忘れる人もいないはず。

 しかし、一クラス四十人だから四百人分をよくやったよ。たぶん、一人でやったんだろうな。……僕を呼べばいいのに。


 スマホもガラケーも持っていない、連絡手段がないに等しい自分を棚上げして、また僕は一人勝手に落ち込む。

 自分が必要とされていない。そのことを思い知らされるこの教科書セットから目をそむけて、僕は本棚の間を覗き込み、呼んだ。


 誰もいないのに電燈つけっぱ、戸締りもせずにどこかに行く人ではないので、トイレで中座以外ならまだ中にいるだろうと当たりをつけて。


「会長! どこですか?」

「おや? 扇歌くんか」


 図書室の奥の方で、声がした。

 僕が小走りでそちらに駆けていくと、会長は一冊の文庫を片手に僕を見下ろした。


「どうしたんだい? 扇歌くん」


 高い所の本を取るための脚立の最上部に腰掛けて、口の端を釣り上げて笑っていた。

 外上愛名と、似た笑い方。


 会長は、外上愛名といくつか共通点がある。

 真っ黒で艶やかなロングストレートの髪に、髪に映える白い肌。そして、全ての色を飲み込む黒い瞳。


 けれど、会長は彼女と似ていない。

 あの、蜜であり毒である少女とは似ても似つかない。


 それは、小柄でお人形みたいな外上愛名と違い、会長の身長は一七〇センチ、……僕より十センチも高い、普通に女性として高身長な所や、黒目がちなたれ目の彼女とは反対に、三白眼気味な釣り目であることが大きな要因であるけど、僕にとってそれらは些細な違い。

 決定的な違いにはなりえない。


 二人を分け隔てるものは、笑顔だ。


 外上愛名の人形めいた生命力なんて感じられない笑みとは違う、ただただ形が美しいだけの笑みじゃない、楽しげで、面白がっている、何を感じて何を思っているのかが一目でわかる、生きたものしか出せない輝きを放つ笑顔が向けられる。


 ……外上愛名を見て、かぐや姫や白雪姫を連想した。

 会長を見ても、そんなお姫様を僕は連想したことがない。


 だって会長の方が、多くの貴族や帝にまでも求婚された姫よりも、原典では実母に嫉妬されて城から追い出されて殺されかけた姫よりも、いつも、いつだって、どんなお伽噺の姫君よりも、綺麗だから。




 * * *




「ずいぶんと元気がいいね。何か良い事でもあったのかい?」


 ……なんか、何とか物語のアロハ着てる人みたいなこと言い出してるけど。


扇歌:16歳。新二年生。生徒会庶務。

座右の銘は「諦めましたよ。どう諦めた? 諦めきれぬと諦めた」


扇歌のモデルは、助野嘉昭の「貧乏神が!」という漫画のヒロイン、桜市子と、アニメ「魔法少女まどか☆マギカ」の暁美ほむら。

性格や外見ではなく、ストーリー上の立ち位置や役割の参考になっている。

外見は、逢空万太の「這いよれ!ニャル子さん」のハス太が一番イメージに近い。要は可愛い。


高校の名前は、ミスカトニック大学からとりました。無茶苦茶な名前だな。夜刀浦にしておけばよかったかも。


それでは、ここまで読んでくださってありがとうございましたー!



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