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無口な天使  作者: ソルモルドア
孤独な幼女
15/78

心無い一言

14話です!



 


「……パーティ…でる……」


「へぇ〜クリスちゃんもついに社交界デビューかぁ」



 僕の前に座っているイリスはニコニコと可愛らしく笑いながら、まるで自分ことのように嬉しそうに言った。



「クリスちゃんが可愛い服着てるところボクも見たかったなぁ……。


 何か面白いことあったら後で教えてね!」


「……うん……」



 コクリと頷く僕。


 友達を得たからだろうか。

 この何日間、どうにも不安定だった僕の精神も、この頃になると随分と落ち着きを取り戻していた。


 そのせいか、いつの間にか家族を騙しているという罪悪感も薄れてきていて、随分と仲良く出来ていると思う。



 全部イリスのおかげだ。



「でもパーティー……う〜ん、やっぱり美味しいものとか沢山出るんだろうなぁ……」



 そう呟いて何か期待をするような目で僕を見つめるイリス。

 僕は内心で苦笑しながらもまた頷いた。



「……頑張る……」


「えへへ、頼んだよー。

 クリスちゃんが持って来てくれるお菓子って美味しいんだから」



 恥ずかしそうに、でも嬉しそうに笑うイリス。

 甘いものが好きで可愛らしいイリス。


 それを見た僕の鼓動は、いつもどおり早くなる。



「……ん……」



 なんだか無性に恥ずかしくなって下を向いた僕だけど、内心では、お母さんから貰ったお菓子をちょこちょこ持って来たりしていて本当に良かったと思っている。



 ……また今度何か美味しいものでも貰ってこよう……



「そういえば、パーティってやるの王城だよね?」



 僕が俯いている間に話題が転換。

 今度はパーティー会場に興味を示し始めたイリス。



 ……やっぱりこのぐらいの女の子っていうのは王子様とかお城とかに憧れるものなのかな……?



「……たぶん……」


「やっぱり王城かぁ〜。

 でも、一体どんなところなんだろうね?


 お家でパーティーをしたことはずーっと昔にあるんだけど、王城にボクはまだ入ったことないんだ。

 気になるなぁ……」


「……豪華…絢爛……?」


「うん。そうなんだろうけど、やっぱりこう、具体的にさ……」



 地下牢で賑やかに話す僕ら。



 今日もまた平和に夜は更けて行く……










 王国内にいる貴族の代表者達が、一同に会する王様主催のパーティー。

 四歳になってしばらくの時間が経った僕は、今日が初めて顔見せということでこの会に出席することになっていた。



「大丈夫よ!クリスはとっても可愛いわ。

 自信を持って!

 ほら、練習したみたいに挨拶するのよ」



 そう言ったのは数少ないメイドさん達によって、とっても恥ずかしい格好、普段着ているようなズボンでも袴でもない、ヒラヒラとした服に着替えされた僕を見たお母さん。無責任なことを言ってくれるものだ。



「……」



 内股でモジモジとする僕。


 これが初めてってわけじゃないけど、やっぱりヒラヒラとした女の子の格好をさせられて嬉しいわけなんてない。



「クリス〜」



 でも、お母さんは何を思ったのか、赤面をしながら俯いていた僕のほっぺを引っ張って快活に笑う。


 童顔であることを隠すためだろうか。お母さんの顔には少しどころではない量の化粧が施されていて、内心で僕は恐怖を感じていた。



「ほら、ニッコリして。笑うの。


 クリス、お返事は?」


「……は、はい……」



 目端に涙を浮かべながらそう掠れた声で言えば、お母さんは満足したのか一つ頷いてお父さんを呼ぶ。



「貴方、クリスの用意はできたわ!そっちはどう?」


「あぁ、問題ないぞ。


 ……ふむ、クリスもとても可愛らしいではないか。

 いや、はは、も、勿論マーチも美しいぞ」



 満足そうな顔をしたお母さんと、対照的な表情をしたお父さん。

 彼はどこか引きった笑顔を浮かべていた。



「ええ、ありがとう貴方。

 ライル、クリス。それじゃあ行きましょうか」



 こうして僕はお父さんとライルを引き連れたお母さんと共に、初めて登城したのだった。









「アズラエル侯爵御一家のご到着!」



 声を張り上げる煌びやかな装備に身を包んだ兵士。


 その綺麗な立ち居振る舞い、重心の移動の仕方からかなりの実力者であることが、僕にもよくわかった。



「ほら、クリス。緊張しないで」



 僕を励ますように手を握ってくれるライル。


 自分ではわからないけれど、言われてみればどうにも動きが硬かったようだ。



「……ありがと……」



 僕は感謝と共に、ライルにコクリと頷きを返す。



「うん、クリスは可愛いんだから笑顔でいようね」



 そう言ってニッコリと笑うライル。


 とてもじゃないけれど、イリスのことを虐めるような人間には見えない。僕にとってライルは、とっても優しいお兄さんなのだ。



「……ん……」



 ……でも、もしかして心の中では僕のことを嫌ってるのかな?

 僕が元奴隷で、穢れてるって知ったら、やっぱりライルも手のひらを返すようにして虐めてくるのかな……?



 前を歩くお父さんも、僕らの周りに沢山いる豪華な服をきた人達も、皆がみんな、心の中では……



「いやぁ、ロンドベル伯爵ご無沙汰しておりますな」


「……?」



 僕はお父さんの声で慌てて顔をあげる。


 どうやら思考の渦に呑まれ、上の空で歩いているうちに、お父さんが知り合いと話をはじめていたようだ。



「こんにちは、ロンドベル伯爵様」


「おぉ、ライネス殿!それにご子息のライル殿ではありませんか!?

 お二人に会えるなんて、今日はいいことが起きそうですな」



 お父さんとライルと交互に握手をしながら、快活に笑う初老の男性。


 口ひげを蓄え、まさに筋肉達磨な見た目はまさに圧巻。


 まるで似合っていない高そうな服から覗く丸太のような腕には、幾本もの傷跡があり、数多の戦場を戦い抜いてきたことを窺わせる。



「今日は四歳になった長女の方を紹介しにね。ほら、クリス。こちらはロンドベル伯爵殿だ。


 現役時代は、最前線で破壊槌を振り回していてなぁ……。

 撤退する時にも常に殿を勤めていてくれた、言わずとも知れたかなりの使い手だよ。よく覚えておきなさい。


 そういえばロンドベル伯爵は今はギルド勤務でしたかな?」


「はっはっは…いえ、まさにおっしゃる通りですが、しかしライネス殿、可愛らしいお嬢様の前でそのような無粋な紹介はご遠慮していただきたいですなぁ」



 頭を掻きながら照れたように大声で笑うロンドベル伯爵。



「あら、下品だわ……」


「……ええ、所詮ギルド勤務ですもの」



 親しみやすそうなおじさんといった性格なのだろうか?


 でも、たぶんこの場では相応しくないのだろう。

 僕は小さく漏れてきた声に辺りを見渡す。



「……っ……」



 目に入ってきたのは明るく、激しい色の暴力。


 気がつけば、将来有望なライルに寄ってきたのか、お父さんの権力によってきたのか、近くには何人もの煌びやかな格好をした女の人達がいたのだ。



 ……こういう人達は苦手……



 よどんだ瞳。化粧が濃くて、香水のキツイ匂いが鼻につく。

 前世からこういうケバケバしい人達が僕はとっても苦手だったんだ。



 ……大抵プライドが高くて、いつも僕を攻撃してくるから……



「一応『闘将』なんてものをやらされてはおりますが、あんなのは斬り込み隊長のようなもので別段大したものではありませんよ。


 功績を挙げたものを国軍に推薦したり、国内に入り込んだ魔物の残党狩り程度、誰にだって出来ること」


「そう謙遜なされるな。

 ロンドベル殿の腕前の高さは衆知の事実。

 今更隠すことでもありますまい」



 僕が辺りを見渡している間にも、お父さんと仲が良さそうに、途切れることなく話す筋肉達磨ロンドベル



 ……あえて周りに見せつけるように話して、近くに女の人達を寄せ付けないようにしてるの……?



「…そう言われていたのは、今となっては昔のこと。

 私も寄る年波には勝てません」


「いやいや、最近は国境付近の防衛戦にも参戦しているとお聞きしましたよ?


 そろそろ私の長男にも戦場の空気を教えてやらなくてはならなくてね。

 その時にはよろしくお願いできるかな?」


「おぉ、ライル殿ならば鍛え甲斐がありそうですな!こちらから頼みたいぐらいですよ。


 ところで、そろそろお嬢さんのお名前を伺ってもよろしいかな?」


「……っ……」



 テンポの良い話をぼんやりと聞いていた僕に突然振られる話題。


 お父さんは、周りの女の人達からの視線や、ロンドベル伯爵の筋肉が恐くて、こっそりと隠れていた僕を軽く引っ張って、ロンドベル伯爵の前に出す。



「おや、クリスはまだ顔を見せてはいなかったか。


 ロンドベル伯爵、見たとおりこの子は人見知りが激しくてね。無口で大人しすぎるところが悩みの種なんだよ……」


「ほぅ、これは、これは……将来が楽しみな娘さんではありませんか。


 でもライネス殿らしくありませんな?剣術の方は?

 失礼ですが、あまり筋肉がついているようには見えませんな……。


 いえ、勿論文官として育てるならば、それはそれで素晴らしいことですけれど」


「……」



 お父さんの服の裾を掴んだ僕の白くてなまっちろい腕を見て、不思議そうな顔をする筋肉達磨。


 その視線が恐くて僕はガクガクと震えていた。



「それは私も危惧しているところでね、クリスはこう見えて、それなりに力はあるんだが、どうにも筋肉がつかないんだ。


 舐められなければいいんだが……」


「ふむ……見掛け倒しの奴らに比べれば遥かにマシですが、やっぱり見た目というものも、不本意ながら大事な要素になりますからなぁ……。


 どれ、失礼」


「っ……!」



 体勢を低くして僕と目線を合わせてくるロンドベル伯爵。

 どこか品定めをするような、僕の内側を覗き込むような視線。



 ……ち、近い!近いよ!……



 恥ずかしさと恐怖から、咄嗟にお父さんを盾にするようにして距離を取る僕。



「あらやだ下品ですわ」


「ねぇ、ホント。早く王都から出て行けばいいのに」



 周りにいた女性達のあからさまな会話が聞こえたのか、それとも僕の行動がおかしかったのか。

 ロンドベル伯爵、もとい筋肉達磨とお父さんは困ったように苦笑して言った。



「まだ幼い。ですが、きっと宝石の原石ですな。


 磨けば将来はきっとより美しく、かなりの使い手になるでしょう」


「おぉ!いやいやロンドベル伯爵にそう言っていただけると私も安心できるよ。


 ほら、クリスもお礼を……いや、無理か……」



 筋肉達磨ロンドベルの社交辞令。

 返答するお父さんの後半の声は小さかったが、僅かに落胆の色が濃かったようにも思う。



「……」


「ほら、クリス。良かったね?褒められたみたいだよ?」



 僕のことを気遣ってくれたのか、ライルは微笑みながらそう言ってくれた。



 ……い、一応お、お礼を言わなくちゃ……



「……あ、あり……」


「ライル、クリス、しばらく二人で挨拶回りをしてきなさい。


 お父さんは少しロンドベル伯爵と話さなくては行けないことがあるんだ」


「ライル殿、クリス嬢、少しだけライネス殿をお借りしますね」



 僕の会心の感謝の言葉を遮る形でお父さんが言ったこと、それは僕とライルだけで多くの人と話してこいという無理難題であった。



「……!」



 ……ぼ、僕とライルだけ……!?



 とっさにお母さんの姿を探すが、そういえば最初からもうどこにもいなかったことを思い出す。



「父様、わかりました。

 じゃあクリス、一緒に行こうか」


「……っ……」



 即座に了承の返事をするライル。


 内心でお父さんを恨みつつ、ライルの手をしっかりと握った僕は、小さい体をさらに小さくしながらオドオドと歩く。



「……いやぁ、本当に可愛らしいお嬢さんですね」


「私も、今に嫁として出て行ってしまうと思うと複雑な気持ちになってね……」



 ロンドベル伯爵は少しずつ遠ざかる僕の背中をずーっと見つめていた。










「ほら、クリス。僕から離れないでね」



 沢山の人の物理的に、精神的に見下ろすような視線。


 沢山の人に慣れていない僕にとって、ここはすごく辛いところで、まるで僕だけが異物のような、皆が僕を非難しているような気さえしてくる。



「……うぅ……」



 ……もう…限界だよ……



 人の多さに眩暈めまいを起こしてふらつく。

 目端に浮かぶのは涙か、それとも汗か。


 でも、そんな時だった。

 魔装によって僕の常時強化されている聴力が、聞き捨てなら無い言葉を捕らえたのだ。



「剣の――長女――場おくりーーしいですわ」


「まぁーーですわね」



 それは少し高めの女性の声。

 雑踏に紛れて切れ切れにしか聞こえてこなかったが、既にこの世界の常識を、知識を持っていた僕にはその断片的な情報だけで十分だった。



 剣の貴族の長女?イリスが、イリスが戦場に……?



「クリス、クリス?大丈夫?」


「……」



 頭をよぎる白くてボーイッシュな女の子。

 僕の初めての友達、イリス。



 剣が上手くなくて、闘気がなくて……でも、それでも戦場に送られるの……?

 普通に生きれないの?



 独学でこの時代の常識を学んでいた僕は知っていた。

 文官としてではなく、軍人として育てられ、その適性が認められなかったものの末路。


 優秀な貴族の血筋の長男、長女であるならば遺伝的に滅多にないことではあるけれど、その中でも力の足りないものには、辛い試練があるということを。

 それが実質的な処刑であるということも。



「あっ、ライルじゃん!


 ってあれ?その後ろに引っ付いてるその女、誰?知り合い?」


「……レイスか。

 なんだい?何か僕らにようか?」



 ライルの話し声に顔をあげれば、僕の前にいたのは青い髪に青い瞳をした女の子。



「……ぇ……」


「僕らって、ふぅ〜ん。

 何よアンタ、私のライルに引っ付いて。


 すっごい邪魔なんだけど!あっちに行ってくれないかしら?」



 何の前触れもなくこちらに向けられる、敵意のこもった眼差し。



「レイス、もう一度言ってみろ。クリスは僕の妹だ」


「えっ?ライルの妹?


 うっそだぁーだってほら、すんごく鈍臭いよ?」



 ドンっと僕を押して、ライルから離すレイスと呼ばれた少女。



「クスクス。

 なぁんだ、この子も剣のあの子みたいに出来損ないじゃない。


 なんか雰囲気そっくりだし、戦争になったらどうせすぐに死ぬことになるわ。


 ねぇ、ライル。

 こんなの放っておいて私と一緒に向こうに行きましょ?グレンもいるわよ」


「レイス!貴様ーー」



 尻餅をつき、その衝撃によってようやく僕の思考が現実に追いつく。



 ……僕は押されて尻餅をついたのかな……うん、あの敵意を向けてきた女の子に……



 よくあること。仕方が無いと思って少し落ち込む僕。

 ただ、その後に言われた言葉が妙に頭にこびりついていた。



 ……あれ?でも、剣の出来損ないって?それって、それってもしかして……



「……誰の…こと……?」



 僕の口から出た小さな言葉は、思ったよりも遥かに低く、驚いた顔をしたライルが僕の方を振り向く。



「ク、クリス……?」


「……出来損…って……?」



 既に僕の視線は、完全に青い女の子のことしか捉えていなかった。

 体の内側から沸き起こる破壊衝動。



 前世で大切に、僕の全てをかけて作っていたレポートを破られた時のような……他人に触れられたくない何かを壊されたような……



「アハハ、もしかして怒ったの?」



 煽るような、馬鹿にしたような高い声。



「や、やめろ!レイス!!」


「いやよ、言わせてライル。


 私も貴方と一緒で出来損ないとか、弱い奴が大嫌いなんだから」


「なっ……」



 驚いたようなライルの声。

 だがその後すぐに青い女の子、レイスの声が被せられる。



「私が言ってる、貴女と似ている出来損ないって言うのはねぇ……


 イ・リ・スって……!?」



 ……イリス、それは僕の大事な大事な友達の名前で……初めて僕に出来た大切な友達の…僕の……



「……」



 僕の耳はそれ以上の音を拾わなくなり、一秒一秒がとても長く、濃くなる。


 大気が光を不自然に曲げ、質量を持ったかのように重くなり、体から漏れ出る不思議な波動で絨毯が波打った。



「……イリス…馬鹿に……」


「---!」



 何かを叫び、ここにきて何かに気がついたのか初めて怯えを見せはじめる青い女の子。



 ……そういえばこの子はいつもイリスを虐めていた子の一人だったよね……



 僕は足を一歩踏み出して……




「……っ……!」



 鼓膜を揺るがす爆音。

 突如としてきた横殴りの強い衝撃。


 僕の意識は闇に呑まれた……




《人物紹介》


クリス……主人公。現在四歳。現幼女、元男の娘。常時展開している魔装のおかげで攻撃力と防御力が馬鹿に高い。

特殊技能はないけどそこそこ魔法が使える。魔力はかなり多い。一人称僕。前世からの強い精神的外傷トラウマ持ち



メノト……クリスの乳母。実は脳筋。



お父さん……本名ライネス・エスト・アズラエル。

刀の貴族の現当主。厳めしい顔をしているが意外と子煩悩。一人称私。



お母さん……本名マーチ・エスト・アズラエル。

クリスの容姿が問題で一時不倫を疑われていたが、二年経ってようやく認められた。



ライル……クリスお兄さん。七歳手前。お父さんとよく似ている。

わりとなんでもできる。一人称僕。



アルト……剣の貴族の現当主。金髪に碧眼、爽やか系で一人称が俺。

前世のクリスを殺した貴族にそっくり。



ボク……剣の貴族の長女。ライルと同じ歳だが戦闘力皆無。魔力(闘気)が一切ない。アルビノ少女。

皆から虐められているらしい。一人称ボク。本名イリス・ノール・イスラフェル。



レイス……斧の貴族の長女。ライルと同じ歳。



誤字脱字、意味不明なところがありましたらご報告いただけると幸いです( ´ ▽ ` )ノ


小説家になろう、勝手にランキングなるものに登録していまいました!

良ければ、ご協力ください( ̄Д ̄)ノ

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