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無口な天使  作者: ソルモルドア
紹介
1/78

人物紹介

いきなり内容が変わる可能性もありますorz


ネタバレ多数です。確認程度の感じで流すか、無視していただけると幸いです。





 2章終了までを纏めてみました。適宜更新、変更するかもしれません。


 ネタバレまみれです。

 一応作者の整理もかねて作成しました。とばすか、適当に流していただけると幸いです。







 〔アズラエル家〕王都から見て東の地を司る刀の家系



 :クリス・エスト・アズラエル



 刀の貴族とも言われるアズラエル家の長女。主人公。

 一章では幼女。一桁前半の年齢。

 二章では少女。10歳程度元男の娘。非常に背が小さくて10歳にはお世辞にも見えない。


 常時展開している魔装のおかげで攻撃力と防御力が馬鹿に高い。この時代においては間違いなく最強。

 刀を扱う技量は中の下あたり。

 特殊技能はないけどかなりの技量で魔法が使える。魔力は幼少期からの訓練で異常に多い。

 一人称は僕。

 前世からの強い精神的外傷トラウマ持ちで他人と付き合うのが非常に苦手だが少しずつ成長をしているつもり。

 仮面をつけることで自身の弱い心を隠しながら戦っている。




 :ライネス・エスト・アズラエル



 アズラエル家の現当主。クリスとライルのお父さん。

 白髪が気になるお年頃。


 厳めしい顔をしているが意外と子煩悩。

 クリスから見れば常人とは隔絶した技量を持つ尊敬すべき父親ではあるが、実際のところ長い歴史の中から見ればさほど強い方ではない。

 同年代の戦友たちからは影で馬鹿にされているとかいないとか。

 一人称は私。




 :マーチ・エスト・アズラエル



 アズラエル家の奥様。

 年齢は不明だが、実はライネスの実妹。


 幼い感じの容姿に似合わず遊び人なところがあり、クリスを産んだときにはその容姿が問題で一時不倫を疑われていたこともあった。

 刀は元々アズラエル家の出身であるためそこそこ扱えるが、やはりそこまでの技量ではなく、ライネスのレベルには遠く及ばない。




 :ライル・エスト・アズラエル



 アズラエル家の誇るべき天才長男にして次期当主。

 クリスより二歳年上にして尊敬すべき兄。


 容姿こそライネスの若い頃にそっくりだが、その才能は一体どこから持ってきたのかと周囲の人間が驚愕するレベル。

 一人称は僕で、ライネスやマーチはクリスがライルの真似をして一人称を僕にしていると思い込んでいる。

 同年代に敵はおらず、学生の身分ながら並みの貴族とは比べ物にならないほどに強い。

 だが多少は自分の力を鼻にかけている一面もあり、クリスや家族の前以外では粗暴な振る舞いをすることもしばしば。

 実はクリスのことが大好きで結婚したい、というか、もう既に結婚することが決まっていると思いこんでいる。




 :メノト・ハスデヤ



 クリスの乳母。

 年齢はおばちゃんと言われる程度であろうか。


 平民出身ながらに実は凄腕の冒険者でかつてはブイブイと言わせていたらしい。

 過去にライネスに命を救われたことがあり、その恩を返す意味も込めて冒険者を引退したあとには乳母として毎日働かしてもらっている。








 〔イスラフェル家〕王都から見て北の地を司る剣の家系



 :イリス・ノール・イスラフェル



 剣の貴族とも言われるイスラフェル家の本当の長女。

 アルビノという特徴的な容姿をしており、二章ではライルと同じ12歳前後。


 産まれたときには破格とも言える闘気を内包していたが、それは幼い肉体には制御がしきれないほどのものであり、自らの身を、家族の身を滅ぼさないようにと無意識の内に封印していた。

 そのせいか戦闘力皆無、高位貴族に相応しくないと判断され最前線へと送られ、社会的にはそこで戦死したこととなっている。

 クリスとの出会いや名も無き一兵士との出会いから力を覚醒させ、重度のトラウマを抱えながらもなんとか社会復帰。

 自分を痛めつけた家族やその他の貴族には強い憎しみを抱いているが、唯一自分にとっての親友とも言えたクリスには憧憬にも似た愛情を持っている。


 ちなみに実はギルドマスターのことが気になっているらしい。そういうお年頃なのだろう。




 :アルト・ノール・イスラフェル



 イスラフェル家の現当主。イリスとソプラノの父。

 ライネスと同年代で戦友。


 金髪に碧眼、爽やか系で一人称が俺。

 前世でクリスを殺した貴族にそっくりだが、実は性格はさほど悪くない。

 似ても似つかない容姿の長女イリスを家族の誰よりも早く自分の娘であると認め、最後まで周りに認めさせようと奔走していた。

 だが、結局は愛よりも見栄を選んでしまった彼は常に後悔を抱えて生きているという。

 ちなみにイリスが戦場へと送られるときに、かつて自分も使っていた家宝の宝剣を託すが、それは一瞬で盗まれておりイリスの記憶からも消えている。

 ちなみに悪い妻を娶ったと影では中傷されているらしい。




 :ソプラノ・ノール・イスラフェル



 イスラフェル家の現長女。イリスの実妹。

 二章ではクリスと同じ歳の10歳で、ライルたちの世代からは二つ年下。


 子育てにまるで関心の無い母親、姉にかかりきりの父親のもとで育った彼女は慢性的に親からの愛情に飢えており、幼い頃はその反動もあって父親を独り占めしているように見えた姉であるイリスにひたすら嫌がらせをしていた。

 学校ではクリスと同じクラスであり、可愛らしいクリスのことが大好き。

 幼少期の体験からか、大人しそうな話し方をする反面独占欲も強く、かなり醜い一面も持っている。

 ひたすらクリスを束縛し自分以外の人とはなるべく喋らせないようにもしていたりはするが、クリス自身が元々無口であり、あまり人付き合いに関心が無いため何のストレスも感じることが無く、二人は一応仲良しである。




 :セバスチャン



 イスラフェル家の執事。

 かなりの高年齢でおじいちゃん。


 自覚の無いロリコン。イリスやソプラノからじいやと呼んで貰いたくていつも献身的に働いている。

 服装は常に黒のタキシード、白い手袋。

 長い間イスラフェル家に使えており、その洞察力を持って当主を支えてきた。

 武術にもかなり精通しており隠れた実力者でもある。








 〔ジブリール家〕王都から見て南の地を司る斧の家系



 :レイス・エテラ・ジブリール



 ジブリール家の長女。

 ライルと同年代。


 可憐な女の子ながらに扱う斧捌きは豪快で破壊的。

 ライルのことが好きで色々なアピールをしているが全くと言っていいほど相手にされておらず、ライルの愛情を一心に受け止めているクリスが大嫌い。

 高位貴族なだけあって非常に戦闘などは強いが、そもそも同じクラスに平民がいることが我慢できないような我侭なお嬢様でもある。

 二章では南の地を治めている家の長女ということで、ライルから色々と疑われ除け者にされており出番が少なかった。








 〔ミーカル家〕王都から見て西の地を司る槍の家系



 :グレン・ランスィ・ミーカル



 ミーカル家の長男。

 ライルやレイスと同年代で12歳。クラスは3人ともSクラス。


 幼い頃から拷問ともいえるだけの恐ろしい訓練をうけさせられており、その反動で飄々とした態度を常に取るようになった。

 レイスを始めとして女の子が大好きで色々とアピールをしているが、未だまわりが性に疎い年齢であればそのアピールは空回りをするばかり。

 自分よりも遥かに強いライルを尊敬している反面、その強さに嫉妬もしていて一方的にライバル意識をしている。







 〔ギルド〕



 :ギルドマスター



 外見は非常に若く、理知的。

 実はそこそこの年齢。


 実は貴族出身であったが、イリスと同じように幼い頃に無能の烙印を押されて戦場に送られ、そこで力に覚醒する。

 本当の名前はとうに捨て、もう名乗ることはない。

 数々の戦場で戦火をあげたため、孤高の氷狼という二つ名を持っており絶対的な強者であった。

 今の王国の腐敗した状況を真摯に悩み、何度も王宮へと足を向けるが悉く失敗。

 ついにはクーデターという暴挙に出る。

 子供が大好きでその未来を守りたい。イリスに過去の自分を重ねていた。




 :秘書さん



 本名はベガ・アメンバー。

 キャリアウーマンといった綺麗な外見だが、実はそこそこの歳。


 じつは凄腕の暗殺者。若き日のギルドマスターを暗殺にきて失敗、それから常に行動を共にするようになる。

 内心ではギルドマスターを愛しているのだが、その思いを伝えることが彼の目標を妨げることになるのではないかと心配しており、実は奥手。

 ちなみに本人は気がつかれていないと思っているが、実は随分前からギルドマスターは気がついている。

 ギルドマスター、ロンドベル、ベガの三人はかなり付き合いの長い仕事仲間。




 :リス


 イリスの偽名。ギルドの中ではかなりの実力者として有名。


 茶色いローブに白い仮面を被って敵を惨殺していく姿は多くの者から恐れを集める。




 :ロンドベル・グレイト・マレット



 位は伯爵。辺境の地を治める実力者でありながら、ギルドにおける闘将という地位にも就いている。

 見た目どおりにおじさんといった年齢。


 元々は平民の出であったが貴族の戯れで両親を轢き殺され、唯一残った妹のためにお金を稼ごうと武器を手に取る。

 天性の才能と、戦う以外に無いという環境でそだったためか飛躍的にそのその実力を伸ばし、出世に出世を重ねる。破壊槌を振り回し、大型の魔物にも怯まずに向かっていくその精神は誰にも真似することは出来ないだろう。

 ライネス達とも同期だが、その実力は遥かに上。

 体中に筋肉の鎧を纏っており、威圧感が半端ない。クリスからは筋肉達磨だと思われている。






 〔その他〕



 : フォルコン・アルマ・ターニェツ



 クリスと同じクラスで10歳の少年。


 子爵家の嫡男。顔はお世辞にもあまりいいとは言えない?東の地の一部の領主でもある両親の繋がりもあって一応クリス達、アズラエル家の部下的なもの。

 かなりの自信家であり、自分の強さに絶対の自信を持ってはいるが実は普通に弱い。

 クリスを見て一目ぼれ。よく気をひこうとして大きな声で自慢話をしてみるが基本的に効果が無い。

 頑張って話しかけようとしてもソプラノに邪魔をされて意味をなさない。

 義兄さんだと思い込んでいるライルのところに挨拶に行くけど邪険にされる。かなり哀れ。




 :王様



 かなりの高齢。

 全てを統率する絶対的な支配者。


 体中を覆う筋肉は実は見せかけ。弱い心を隠すために纏った仮初の鎧。

 堂々とした態度は不安を隠すため。

 若い頃はまだマトモであったが、子供が長い間できず、最近は宗教に傾倒し始めてしまったからどうしようもない。国民からの支持率はかなり低い。




 :大臣



 王様よりは僅かに若いものの、それでもかなり高齢。


 心の弱い王を支えるために高慢な態度を心がけ、王の代わりに臣下怒鳴りつける。

 若い頃から王を支え、汚い仕事も引き受けた。

 心の中では王を竹馬の友のように思っている。頑張り屋さん。少し頭に血が上りやすいのが欠点か。




 :大僧正



 まだ若く、顔の良い聖職者。たぶん詐欺師。


 話術に優れ、少しでも掴んだ獲物を逃すことは無い。

 王に取り入り、多額の寄付金で私財を潤す。

 過去の書物を紐解きそれを解読するだけの頭の良さを持っており、勇者召還なる儀式を利用してさらなる寄付、巫女と称して可愛い女の子を手に入れようとしている。

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