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くだらねえ
煙草を吸いながら、弓枝と二人、姫路の御幸通りを歩く。くだらねえ。新年。
「薫」
「どないしたん」
「くだらんこと、忘れてまい」
「そうやな」
「お参りしよう」
二人で大きな神社でお参り。絵の事も忘れるか。国道には車車車。俺は弓枝を乗せて、姫路を出た。神様、力を貸してください。西へ向かう。二人は笑顔に。
「なんかしようもない、詩人がおるらしいな」
「三代目のことか」
「そうそう」
「あの人、凄いんやで。俺は好きやけど」」
「そうやな。十人十色でええんやもんな。ごめん、言い過ぎた。私も今度、読んでみるわ」
「うん。やっぱ正月やな。どっかのコンビニで一休みしよう」
「うん。サイコロマートがええな」
「ありがとうな、弓枝」
俺はサイコロマートの看板の下。車を停めて。弓枝は寝てた。きれいな人やな。やっぱり。




