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エッセイあれこれ

某人気アニメの二期が決まった! けど……

作者: 荒野ヒロ

 タイトルは出さないけど、世間的にも人気がある(らしい)アニメを最後まで見ました。

 それで最終回放送後に「続編制作決定」みたいな告知が出たとき、自分がそれを見たいかと考えたとき、正直に言ってそんなでもなかった。


 決してアニメがつまらなかったというわけじゃないんです。むしろおもしろかったよ、と人に勧められる内容だと思ってます。


 けどなんでしょう。

 自分がそのアニメを楽しめるかと、続きが気になるかと言われると、そうでもなかったのです。

 もう一度録画したものを見直してみるかと、そういう気持ちになるかと考えたら、自分は録画していたものを削除することにしました。


 なぜおもしろいと感じていながら、その続編に期待しなかったのか。なぜもう一度見たいと思わなかったのか。

 その理由はキャラクターにあると思いました。


 自分の苦手なタイプのキャラクターだったのです。

 話の中身もギャグやシリアス入り乱れた内容でとっちらかっている印象。けどそこがその作品の味でもあり、魅力だとも理解できるのです。

 しかし、個人的にはその登場人物のアクの強さが苦手なものでした。

 展開の不条理さで笑ったり、キャラクターの突飛な行動がおもしろいと言えますが、それはいきすぎると鼻につく感じで、人間味が薄くなり、基本ギャグなのにいきなりシリアスにいくと、混乱するというか……


 説明がむずかしいですね。

 おもしろいけど、何か納得のいかない、腑に落ちない部分がキャラクターや展開に感じられてしまうというか。


 これは相性の問題なのだと思いましたね。

 自分という人間の感情や心にすっと入ってくる部分と、抵抗を感じる部分のバランスがギクシャクして、おもしろいけど何か腑に落ちない、という感じになってしまった。

 これは原作者の作った作品や、アニメ制作スタッフの問題ではなく、あくまでそれを目にした()との「相性が悪かった」という話だということです。たぶん。


 まあどの作品にも言えることですが、初めから終わりまですべてが楽しく、感動できる作品なんてないと思いますが。

 たぶんそんなにこだわらずに見れば「楽しいアニメだった」で終わったと思う。

 キャラクターの性格とか、展開のバランスとか。

 それが「なんとなく」自分には合わなかった。というそれだけの話。

 けど、もう一度言いますが、その作品は多くの人に「楽しかった」と思ってもらえる作品だと思います(タイトルは書かないけど)。


 

続編もたぶん見るかな。たぶんだけど。

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― 新着の感想 ―
面白いと思うけど刺さらない。 そういう作品って確かにありますね。 何か違うと思っても結局見ちゃうんですよね。
「相性の問題」わかります~! 作品の素晴らしさと自分のツボがずれてると、世間の評価ほど絶賛できないんですよね。 私は『スターウォーズ』シリーズを見るたびに、「面白いんだけど、好きではないんだよなー」…
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