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第八話 パートナー

俺は森のいつもいる所に帰って、これからは何を倒そうかなぁーって考えていると、町の方から人の魔力を感じた。


俺は人間を助けたから特に攻撃とかも来ないだろうと思いそのままにしていると、15歳ぐらいの美少女が来た。


俺が美少女をぼーっとみているといきなり、


「火の精霊さん。初めまして。私は精霊術師のユミナって言います。もし良かったら私と契約して冒険してみない?」


なんとそのユミナさんが話しかけたと思うとユミナさんは精霊術師で俺と契約したいと言い始めたのだ。

 

俺も合法的に人間の町に入れるからいつか精霊術師と契約したいと思っていたけど、まさかこんなにも早く精霊術師とめぐり合うと思わなかったし、俺がこんな若くてかわいい美少女と契約していいのか?


いや、でも俺は前世何歳かも覚えてないし今世はまだ生後一カ月だ。


人間からしたら赤ちゃんだしやりたいようにしても大丈夫だよな!!


よし!これからは人間じゃないんだしこれからは自分に正直に好きなように生きよう!!


では早速!!俺はユミナさんに飛びついた。ユミナさんは最初びっくりしたけどすぐに顔をニコっとさせ、


「契約してくれるの!!」


と言ったので俺はそうだよ。と伝えるためにユミナさんの周りをぐるぐる回ると、それを確認したユミナさんが、

 

「精霊術師ユミナは火の中級精霊と契約を行いともに精進していくことを精霊王様に誓います」


と言った。俺はそれが契約の儀式なんだろうと思うとユミナさんと心が繋がったような気がした。


そんなこと考えているとユミナさんが、


「これからよろしくね!っあ!そういえば名前とかある?っあ!私のことはユミナって呼んでね!っあ!職業の恩恵のおかげで話せると思うから遠慮なく話してね!!」


俺はユミナさんがおてんばの人なんだなと思ったが悪い人じゃなさそうなので話すことにした。


敬語は使わない方がいいよな?そうだ!子供みたいに思った事言えばいいんだ!!


(よろしくユミナ。名前無いからユミナ決めていいよ)


「めちゃかわいい声なんですけどー!!私超運いいわ!!っあ!!そうだった名前を決めないとね!んーんと?かわいいからキューピットちゃんとかは!!」


うん。わかった。ユミナはだいぶ頭のネジが外れている人なんだ。まぁー平凡な人よりかは面白くていいか。


でもキューピットは無いな。


(いや、カッコいいのがいい)


「んー?我ながら素晴らしいネーミングセンスだと思ったのに…ならイグニスとどう?なんか炎って感じがするし!イグちゃんだったらかわいいし!」


(うん!大丈夫!)


「よし!イグちゃんで決定ね!!早速2人の初めての共同作業なんだけど町まで私を連れてってくれないい?もう夜だからモンスター強くなってるし道に迷っちゃったから…イグちゃんも町に行ってみたいでしょ?」


うん。やはりユミナは頭が逝ってるね。でも町に行きたいし、もしユミナが死んでしまったらいけないから行くか。


(わかった行く!)


「ありがとイグちゃん!っあ!そういえば今は私とイグちゃんしかいないから大丈夫だけど人がいたら私大きな声で独り言を言ってるやばいやつだね!!念話とか出来るのかな?」


(やっほーイグちゃん!!)


(聞こえるよ)


(念話出来て良かったー!これでやばいやつにならないで済むね。よしこれから帰ろうか!!)


俺たちは帰っているとウルフ3匹にであった。俺は今までの癖から反射的に魔法を撃って殺したら、ユミナがご機嫌斜めの顔になっていた。


(ユミナどうしたの)


(イグちゃんがすぐ倒しちゃうからだよー)


(倒したら駄目なの?)


(違うよ~せっかくの初戦闘なんだからちゃんと戦ってみたかったの!!)


(次は気を付ける)


(よろしい!)


この後俺たちはモンスターに会うこと無く町についた。


さぁーこれから人間の町に行くぞーーーー!!!!楽しみだ!

ユミナは頭のネジは外れていますけどいつもはもう少し落ち着いています。


初めて精霊と契約出来た事などで異常にテンションが上がっているだけです。

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